ＬＧ ５−６ ＳＫ (仁川・文鶴)
（勝）イ・スンホ １勝１１Ｓ （敗）岡本 １勝１敗６Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン ４号、パク・チョングォン ６号、チョ・ドンファ ２号
ＳＫは2回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから6番チェ・ジョンの2ランで先制し、ＬＧは5回表、ＳＫの先発オム・ジョンウクから5番チョ・インソンのタイムリーで2−2の同点に追いつき、球数の多かったオム・ジョンウクは2番手コ・ヒョジュンに交代した。ＬＧは6回表2番イ・ビョンギュ(背番号24)のタイムリーで2点を勝ち越したが、ＳＫはその裏ＬＧの2番手オ・サンミンから4番パク・チョングォンの本塁打で1点を返し、8回裏ＬＧの5番手岡本(元埼玉西武)の暴投や5番パク・キョンワンのタイムリーで6−5と逆転した。ＬＧは9回表、ＳＫの新守護神イ・スンホから5番チョ・インソンのタイムリーで6−6の同点に追いついた。
ＳＫは9回裏、岡本から途中出場の9番チョ・ドンファの本塁打でサヨナラ勝ちし、接線を制しなんと15連勝で首位の座を不動のものにした。9回表抑えに失敗したイ・スンホが勝利投手。4月後半好調だった4位ＬＧは、首位ＳＫの勢いの前に屈し3タテを食らってしまい最近4連敗と、かつての勢いを失っている。新外国人として期待通り抑えに定着したが、8回途中から登板しリードを守りきれずサヨナラ本塁打を打たれた岡本で敗れたのが何とも痛かった。
ネクセン １１−３ トゥサン (ソウル・蚕室)
（勝）キム・ソンヒョン １勝３敗 （敗）パク・チョンベ １勝１敗
（本塁打） ネクセン ： ユ・ハンジュン ３号、カン・ジョンホ ３号
ネクセンは1回表、トゥサンの先発パク・チョンベから3番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を先制し、トゥサンは2回裏、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから7番ソン・シホンのタイムリーで同点とした。ネクセンは3回表パク・チョンベからチャンスを作ると、代わったトゥサンの2番手キム・スンフェ、3番手オ・ヒョンテクから6番カン・ジョンホへの押し出しの四球、7番キム・ミヌのタイムリーで3点を勝ち越し、4回表ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を追加した。さらに5回表、トゥサンの4番手コ・チャンソンから8番ユ・ソンジョン、ユ・ハンジュンのタイムリーで2点、7回表トゥサンの5番手チョ・スンスから4番ソン・ジマンの犠牲フライで1点を追加し、トゥサンは7回裏1番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を返した。
ネクセンは9回表トゥサンの8番手イ・ヨンチャンからカン・ジョンホの2ランでダメを押し、トゥサンも9回裏ネクセンの3番手イ・ボグンから9番イ・ウォンソクの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまでネクセンが2試合連続で大勝した。なおハンファがサムソンに敗れたため、ネクセンは単独7位に浮上した。7回途中まで2失点に抑えたキム・ソンヒョンが開幕3連敗から脱し勝利投手。打線ではユ・ハンジュンが5安打1本塁打4打点、ソン・ジマンが3安打1打点、カン・ジョンホが2安打1本塁打3打点と活躍。2位トゥサンでは、2005年以来5年ぶりの先発となったパク・チョンベが3回途中5失点と期待にこたえられず、先発投手陣の層の薄さがここにきて出てしまっている。打線ではソン・シホンが3安打1打点と活躍。
サムソン ８−６ ハンファ (大田)
（勝）ナイト ２勝２敗 （セーブ）チョン・ヒョヌク １勝２Ｓ （敗）デポーラ ４敗２Ｓ
（本塁打） サムソン ： チン・ガビョン ３号、チェ・ヒョンウ ５号、オ・ジョンボク １，２号 ハンファ ： チョン・グンピョ １号、チョン・ヒョンソク １号
サムソンは2回表、ハンファの先発ヤン・スンジンから9番オ・ジョンボクのタイムリーで2点を先制し、ハンファは3回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから2番カン・ドンウのタイムリーで1点を返した。サムソンは4回表7番チン・ガビョンの本塁打で1点を追加し、ハンファはその裏7番チョン・グンピョのネクセンからの移籍後初本塁打で1点を返した。サムソンは5回表ヤン・スンジン、代わったハンファの2番手ユン・ギュジンから3番チェ・ヒョンウの本塁打、8番パク・チンマンのタイムリーで2点を追加したが、ハンファはその裏3番チョン・ウォンソクの犠牲フライで1点を返し、6回裏サムソンの3番手ペク・チョンヒョンから代打チョン・ヒョンソクの3ランで6−5と逆転した。だがサムソンは8回表、ハンファの3番手マ・イリョンからオ・ジョンボクのプロ2年目にしての初本塁打で6−6の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
3位サムソンは10回表、ハンファの4番手デポーラからオ・ジョンボクの2打席連続本塁打で2点を勝ち越し、最後はチョン・ヒョヌクが抑え接戦を制し4連勝となった。7回から9回まで無失点に抑えた4番手ナイト(元北海道日本ハム)が2勝目。打線では決勝本塁打を打ったオ・ジョンボクが3安打2本塁打4打点と活躍。ハンファはこれで泥沼の7連敗となり、トゥサンに勝ったネクセンにおいていかれる形で単独最下位に後退。打線ではカン・ドンウが4安打1打点と活躍。
キア ４−５ ロッテ (釜山・社稷)
（勝）イム・ギョンワン １勝 （敗）ソン・ヨンミン １勝１敗
（本塁打） キア ： ナ・ジワン ２号
ロッテは1回裏、キアの先発ロペスから2番ソン・アソプのタイムリー、4番イ・デホの内野ゴロの間に2点を先制し、キアは3回表、ロッテの先発サドースキーから途中出場の2番ナ・ジワンの2ランで同点に追いついた。キアは5回表1番イ・ヨンギュのタイムリーで3−2と逆転したが、ロッテは6回裏4番イ・デホのタイムリーで3−3の同点に追いつき、7回裏1番キム・ジュチャンのタイムリーで4−3と逆転した。キアは8回表、ロッテの3番手ペ・ジャンホから5番キム・サンフンのタイムリーで同点に追いつき、試合はこのまま延長に突入した。
ロッテは10回裏、キアの2番手ソン・ヨンミンから途中出場の7番チャン・ソンウのタイムリーでサヨナラ勝ちし、6位ながらも何とか上昇しようとするきっかけをつかもうとしている。10回表打者一人だけをアウトにした5番手イム・ギョンワンが勝利投手。打線ではソン・アソプが3安打1打点と活躍。敗れた5位キアはリリーフ陣の層の薄さが気になった。
