DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  キム・ヒョンス、イム・テフンなどと年俸契約更改

 トゥサンは14日、キム・ヒョンス(22)、イム・テフン(21)などの主力選手と2010年シーズンの年俸契約更改を行った。
 2009年シーズンは開幕前のWBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表としても活躍し、2年連続の最多安打のタイトルにも輝き、主力打者としてチームの打撃三冠王となったキム・ヒョンスは、前年比1億2600万ウォン増と倍増の年俸2億5200万ウォンとなり、プロ5年目の野手としては史上最高額となった。2009年シーズンの成績は133試合に出場、打率.357、23本塁打、104打点、6盗塁。
 リリーフ陣の柱として、2009年シーズンはチーム最多勝タイだったイム・テフンは、前年比8000万ウォン増の年俸1億7000万ウォンとなり、プロ4年目にして初の1億ウォンの大台に乗った。2009年シーズンの成績は58試合に登板、11勝5敗4セーブ13ホールド、防御率3.06。 
 軍から除隊されチームに復帰し活躍した選手としては、ソン・シホン(29)が前年比5500万ウォン増の年俸1億8500万ウォンとなった。2009年シーズンは3年ぶりにショートのレギュラーとして活躍し、121試合に出場、打率.289、11本塁打、59打点、6盗塁を記録し、ゴールデングラブ賞ショート部門を受賞した。ライトのレギュラーに復帰したイム・ジェチョル(33)は、前年比3400万ウォン増の年俸1億1000万ウォンとなり、プロ12年目にして初の1億ウォンの大台に乗った。軍から除隊され3年ぶりに1軍出場となった2009年シーズンの成績は121試合に出場、打率.281、6本塁打、50打点、11盗塁。3年ぶりに1軍出場し、チェ・スンファンと正捕手の座を争ったヨン・ドカン(28)は、前年比1500万ウォン増の年俸4500万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は79試合に出場、打率.246、1本塁打、14打点、0盗塁。
 そのほかの選手では、先発にリリーフにフル回転したキム・サンヒョン(29)が、前年比2000万ウォン増の年俸1億ウォンとなり、プロ10年目にして初の1億ウォンの大台となった。2009年シーズンの成績は40試合に登板、7勝6敗3ホールド、防御率4.72。外野の控えや守備固めの起用が多かったミン・ビョンホン(22)は、前年比1600万ウォン増の年俸5800万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は115試合に出場、打率.257、5本塁打、28打点、18盗塁。2009年シーズン途中サムソンから移籍し、左のワンポイントとして起用されたチ・スンミン(31)は、前年比1200万ウォン増の年俸4200万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は43試合に登板、0勝0敗8ホールド、防御率2.88。
 
 また、不振に終わった主力選手は減俸が相次いだ。中継ぎの柱として期待されたが、2008年よりも投球内容が大きく悪化したイ・ジェウ(29)は、前年比1000万ウォン減の年俸1億9000万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は54試合に登板、5勝2敗12ホールド、防御率3.88。あごの骨折などでシーズンを通して活躍できなかったイ・ジョンウク(29)は、前年比1000万ウォン減の年俸1億6200万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は82試合に出場、打率.276、1本塁打、28打点、37盗塁。
 かつて守護神として活躍したが、先発としてもリリーフとしてもあまり結果を残せなかったチョン・ジェフン(29)は、前年比2000万ウォン減の年俸1億4000万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は32試合に登板、5勝5敗4ホールド、防御率4.44。打撃不振や負傷などでここ数年で最低の成績に終わったコ・ヨンミン(25)は、前年比2500万ウォン増の年俸1億3500万ウォンとなった。2009年シーズンの成績は85試合に出場、打率.235、6本塁打、29打点、12盗塁。