DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

(2009年公式戦全日程終了)

【打率】  
※ 規定打席到達者(試合数×3.1)
1.パク・ヨンテク(LG)                   .372
2.ホン・ソンフン(ロッテ)                  .371
3.キム・ヒョンス(トゥサン)                 .357
4.キム・ドンジュ(トゥサン)                   .353
5.チョン・グヌ(SK)                    .350


【打点】
1.キム・サンヒョン(キア)            127
2.キム・ヒョンス(トゥサン)        104
3.イ・デホ(ロッテ)        100
3.チェ・ヒィソプ(キア)                100
3.ペタジーニ(LG)                   100  


本塁打
1.キム・サンヒョン(キア)           36
2.チェ・ヒィソプ(キア)                    33
3.ガルシア(ロッテ)               29
4.イ・デホ(ロッテ)              28
5.ブランボー(ヒーローズ)             27



【安打】
1.キム・ヒョンス(トゥサン)        172
2.チョン・グヌ(SK)      168
2.パク・ヨンテク(LG)             168
4.ホン・ソンフン(ロッテ)            158
5.カン・ドンウ(ハンファ)              153


【盗塁】
1.イ・デヒョン(LG)       64
2.チョン・グヌ(SK)          53
3.イ・テックン(ヒーローズ)      43
4.イ・ジョンウク(トゥサン)        37
5.キム・ジュチャン(ロッテ)        34

     
防御率
規定投球回数達成者(試合数と同イニング)
1.キム・グァンヒョン(SK)              2.80
2.チョン・ビョンドゥ(SK)               3.11
3.ロペス(キア)             3.12
4.ソン・ウンボム(SK)                 3.13
5.ヤン・ヒョンジョン(キア)              3.15



【勝利数】
1.チョ・ジョンフン(ロッテ)        14
1.ユン・ソンファン(サムソン)       14
1.ロペス(キア)              14
4.ソン・スンジュン(ロッテ)        13
4.チャン・ウォンジュン(ロッテ)     13
4.リュ・ヒョンジン(ハンファ)      13
4.ガトームソン(キア)          13
4.イ・ヒョンスン(ヒーローズ)      13


奪三振
1.リュ・ヒョンジン(ハンファ)             188
2.チョ・ジョンフン(ロッテ)               175 
3.コ・ヒョジュン(SK)             152
4.ヤン・ヒョンジョン(キア)                 139
5.チョン・ビョンドゥ(SK)             136


【セーブ】
1.イ・ヨンチャン(トゥサン)    26
1.アドキンス(ロッテ)      26
3.ユ・ドンフン(キア)         22
4.オ・スンファン(サムソン)    19
5.トーマス(ハンファ)        13


【ホールド】
1.クォン・ヒョク(サムソン)    21
2.コ・チャンソン(トゥサン)       16
2.チョン・ヒョヌク(サムソン)      16
4.チョン・デヒョン(SK)       13
4.イム・テフン(トゥサン)       13


[2009年シーズン 主要個人タイトル受賞者]

首位打者  : ※ パク・ヨンテク(LG)    .372  
最多本塁打 : ※ キム・サンヒョン(キア)       36
最多打点  : ※ キム・サンヒョン(キア)       127
最多盗塁  : イ・デヒョン(LG)   64
最多安打  : キム・ヒョンス(トゥサン)      172
最高出塁率 : ※ ペタジーニ(LG) .468
最多勝利  : ※ ロペス(キア)、※ チョ・ジョンフン(ロッテ)、※ ユン・ソンファン(サムソン)  14
最優秀防御率: ※ キム・グァンヒョン(SK) 2.80
最多セーブ : ※ イ・ヨンチャン(トゥサン)、※ アドキンス(ロッテ)   26
最多奪三振 : リュ・ヒョンジン(ハンファ)  188
最多ホールド: ※ クォン・ヒョク(サムソン) 21
最優秀勝率 : ※ キム・グァンヒョン(SK) .857(12勝2敗)

注 : ※は初受賞


 個人タイトルでは、何と言ってもキム・サンヒョン(キア)の活躍が目立った。開幕当初はLGに所属していたが、4月19日キアへトレードされ、持ち前の長打力と勝負強さで本塁打を量産し、本塁打、打点の2冠王となり、チームの12年ぶりの公式戦優勝に大きく貢献した。パク・ヨンテク(LG)は2005年の盗塁王以来4年ぶりとなる個人タイトルで、1999年のマ・ヘヨン(ロッテ)以来10年ぶりとなる打率3割7分以上の首位打者となった。イ・デヒョン(LG)は3年連続3度目の盗塁王、キム・ヒョンスは2年連続2度目の最多安打のタイトルを獲得した。
 打高投低のシーズンを象徴するかのように、最多勝争いは15勝未満の大混戦となり、キアの先発の柱だったロペス、サムソンのエースに成長したユン・ソンファン、ロッテの先発三本柱に成長したチョ・ジョンフンの3人と、新鮮な顔ぶれとなった。2008年最多勝最多奪三振、シーズンMVPに輝いたキム・グァンヒョン(SK)は、8月上旬負傷で戦線離脱しその後登板はなかったが、規定投球回数に達していたため初の最優秀防御率のタイトルを獲得した。また最多セーブは、2004年から表彰するようになってから初となる30セーブ未満となり、トゥサンの守護神に成長したイ・ヨンチャン、守護神不在のロッテの救世主となったアドキンスの2人が受賞した。リュ・ヒョンジン(ハンファ)は2年ぶり3度目の最多奪三振のタイトルを獲得した。