ハンファのベテラン投手、チョン・ミンチョル(37、元読売)が4日現役引退を表明した。1992年高校卒業後ピングレ(ハンファの前身)に入団し、以後右のエースとして活躍し続け、2000年から01年までは日本プロ野球・読売に所属した球界を代表する投手がまた、マウンドを去ることになった。
2009年シーズンは開幕から6連敗など、年齢による衰えを隠せなくなっていたチョン・ミンチョルは、7月にプレイングコーチとなることを発表していた。そしてこのたび現役を正式に引退することとし、8月に現役引退を表明した大投手ソン・ジヌの引退試合が近日中に行われるため、これまでソン・ジヌに次ぐ歴代2位の161勝を記録したチョン・ミンチョルは、偉大なる先輩に遠慮して引退試合を行わず、12日本拠地・大田でのヒーローズ戦で引退セレモニーを行うこととなった。チョン・ミンチョルの韓国でのプロ16年間の通算成績は、393試合に登板、161勝128敗10セーブ、防御率3.51。今後は指導者の道を歩むものと思われる。
(文責 : ふるりん)