トゥサン 5−3 キア (光州)
(勝)キム・ソヌ 10勝8敗 (セーブ)イム・テフン 11勝4敗4S (敗)ロペス 12勝5敗
(本塁打) キア : キム・サンヒョン 33,34号
キアは1回裏トゥサンの先発キム・ソヌから5番キム・サンヒョンの33号本塁打で1点を先制した。トゥサンは4回表キアの先発ロペスから4番キム・ヒョンス、5番チェ・ジュンソク、6番ソン・シホン、7番イ・ウォンソクのタイムリーで4−1と逆転した。トゥサンは6回表にもチェ・ジュンソクの内野ゴロの間に1点を追加した。キアは7回裏キム・ソヌからキム・サンヒョンのこの試合2本目となる34号2ランで反撃した。
最後は8回途中から登板したイム・テフンが抑え、3位トゥサンがキア戦の連敗を3で止め、首位独走のキアの公式戦優勝、韓国シリーズ出場へのマジックは9で足踏みとなった。キム・サンヒョンの一発以外は大きなピンチのなかった元メジャーリーガーのキム・ソヌが、韓国2年目にして初の2ケタとなる10勝目。キアは先発ロペスが5失点で完投したが、打線が本塁打王争いを独走するキム・サンヒョンの2本塁打を含めて6安打ではどうしようもなかった。
ヒーローズ 6−1 ハンファ (大田)
(勝)ファン・ドゥソン 7勝2敗9S (敗)チョン・ジョンミン 3敗
ヒーローズは1回表ハンファの先発チョン・ジョンミンから2番イ・スンヨンのタイムリーで1点を先制し、3回表6番ブランボー(元オリックス)のタイムリーで2点、4回表イ・スンヨンの2打席連続タイムリーで5−0とリードを広げ、チョン・ジョンミンをノックアウトした。ハンファは7回裏ヒーローズの先発ファン・ドゥソンから5番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を返した。
最後は長いリハビリから復活を遂げつつある3番手チョ・ヨンジュンが抑え、ヒーローズがハンファに快勝し、6位ながら試合のなかった5位サムソンと0.5ゲーム差、4位ロッテとは1ゲーム差と、3チームが4位の座を争う大混戦となっている。8回途中まで1失点に抑えたファン・ドゥソンは最近6連勝となる7勝目。打線では先制タイムリーを打ったイ・スンヨンが3打点と活躍。最下位ハンファは経験不足のチョン・ジョンミンが4回途中で降板し、打線もわずか4安打に抑えられ圧倒的な力の差を見せつけられた。