ＳＫ ２−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）コ・ヒョジュン ３勝２敗 （セーブ）チェ・ビョンニョン １勝１敗２Ｓ （敗）ポン・ジュングン ３勝４敗
（本塁打） ＳＫ ： モ・チャンミン ２号
ＳＫは4回表ＬＧの先発ポン・ジュングンから7番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制し、ＬＧは6回裏ＳＫの先発コ・ヒョジュンから6番イ・ジニョンの内野ゴロの間に1−1の同点に追いつくなど、延長12回で合計26得点が入った前日12日の試合と打って変わって、緊迫感ある投手戦となった。ＳＫは7回表ポン・ジュングンから9番モ・チャンミンの本塁打で1点を勝ち越し、コ・ヒョジュンは7回を1失点で降板した。
ＳＫはその後チョン・デヒョン、チェ・ビョンニョンの継投で1点差を守りきり、投手戦を制し引き分け1つをはさんで4連勝となり、首位独走態勢を守っている。一方ＬＧはエースのポン・ジュングンが8回2失点と好投したが、強力打線がわずか5安打に抑えられ、8連勝後は3連敗となり勢いにかげりが見えている。
トゥサン １１−４ ヒーローズ （ソウル・木洞）
（勝）イ・ジェウ ２勝１敗 （敗）キム・ソンヒョン １勝２敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・スンファン ３号 ヒーローズ ： クラーク ５号
トゥサンは1回表ヒーローズの先発マ・イリョンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、ヒーローズはその裏トゥサンの先発ノ・ギョンウンから1番クラークの先頭打者本塁打で同点に追いついた。トゥサンは5回表8番チェ・スンファンの本塁打で1点を勝ち越したが、ヒーローズはその裏4番ブランボー(元オリックス)のタイムリーで同点に追いつきノ・ギョンウンをノックアウトすると、代わったトゥサンの2番手コ・チャンソンから5番ファン・ジェギュンのタイムリーで3−2と逆転した。トゥサンは6回表マ・イリョンの暴投で3−3の同点に追いつくと、7回表ヒーローズの2番手キム・ソンヒョンからファン・ジェギュンのエラーで逆転した。そしてこの回ヒーローズの3番手イ・サンヨル、4番手シン・チョリン、5番手キム・ヨンミンから2番オ・ジェウォン、4番キム・ドンジュ、途中出場の6番の高卒新人チョン・スビン、9番キム・ジェホのタイムリーなどで合計8点を奪い、試合を決めた。
ヒーローズは9回裏トゥサンの4番手パク・チョンベの暴投で1点を返したが、反撃もここまでで2位トゥサンが14安打と打線の爆発で5連勝し、独走態勢となっている首位ＳＫに何とかくらいついている。7回裏のヒーローズの攻撃で三者連続三振を奪ったトゥサンの3番手イ・ジェウが2勝目。打線では捕手のチェ・スンファンが2安打2四球と4打席連続で出塁し、勝利に貢献した。最下位ヒーローズは投打ともに精細を欠き、エラーも多く引き分け1つをはさんで6連敗と、まったく元気がない。
(勝利に貢献したトゥサンの捕手チェ・スンファン。)
サムソン ５−６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ジョンフン １勝１敗 （敗）チョン・ヒョヌク １勝２敗１Ｓ
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ３号
ロッテは1回裏サムソンの先発アン・ジマンから3番キム・ジュチャンの犠牲フライで1点を先制し、2回裏1番パク・チョンジュンのタイムリーで3点を追加した。サムソンは3回表ロッテの先発チャン・ウォンジュンから2番パク・ソンミンのタイムリーで1点を返し、ロッテはその裏5番ガルシア(元オリックス)のタイムリーで1点を追加した。サムソンは4回表7番パク・チンマンの犠牲フライ、5回表パク・ソンミンの本塁打で1点ずつを返し、6回表ロッテの2番手イ・ジョンミンからパク・チンマンの内野ゴロの間に1点差とした。そして8回表ロッテの4番手イ・ジョンフンからパク・チンマンの犠牲フライで5−5の同点に追いついた。
ロッテは9回裏サムソンの4番手チョン・ヒョヌクから1，2塁のチャンスでキム・ジュチャンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、12日に最下位から脱出した後2連勝で上昇気流に乗りたいところである。最近中継ぎで復活したイ・ジョンフンは、2006年以来3年ぶりの勝利。打線では最近外野でのスタメン出場が増えてきたパク・チョンジュンが3安打3打点と活躍。一方サムソンは中継ぎの柱チョン・ヒョヌクが最近打たれる場面が目立ち、不安の残る一敗となった。
キア １０−８ ハンファ （大田）
（勝）ユ・ドンフン ２勝２敗 （セーブ）ユン・ソンミン ３敗５Ｓ （敗）ユン・ギュジン ２勝２敗
（本塁打） キア ： キム・サンヒョン ４号 ハンファ ： イ・ドヒョン ３号、イ・ボムホ １０号
キアは1回表ハンファの先発ユン・ギュジンから3番ホン・セワン、6番キム・サンヒョンのタイムリー、7番チャン・ソンホへの押し出しの四球で3点を先制し、2回表ホン・セワンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。ハンファはその裏キアの先発クァク・チョンチョルから7番イ・ヨサンの犠牲フライなどで2点を返し、3回裏2番イ・ヨンウのタイムリーで4−3と1点差に迫った。だがキアは4回表ハンファの2番手チェ・ヨンピルから2番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリー、キム・サンヒョンの3ランで4点、5回表ハンファの3番手の大卒新人パク・ソンホからイ・ジョンボムの内野ゴロの間に1点を追加した。
ハンファは5回裏4番キム・テワンのタイムリー、5番イ・ドヒョンの2ランで4点を返し、9−7と追い上げた。だがキアは7回表ハンファの4番手マ・ジョンギルからイ・ジョンボムの犠牲フライで1点を追加し、ユン・ドンフン、パク・チョンギュも相手に得点を許さず、9回裏抑えのユン・ソンミンが3番イ・ボムホの本塁打で1点を返されたが、反撃もここまででキアが打撃戦を制した。打線ではイ・ジョンボムが2安打3打点、ホン・セワンが3安打2打点と活躍。一方ハンファは先発ユン・ギュジンが3回5失点で降板し、打線が得点を重ねても試合の主導権を握れなかった。
