キアは6日、イ・ジョンボム(38、元中日)、ソ・ジェウン(31)などと2009年の年俸契約更改を行った。
2009年で39歳を迎えることもあり、球団が引退を進めたが本人が現役続行を希望したため、あと1年の現役生活が保障されたイ・ジョンボムは、現状維持の年俸2億ウォンとなった。2008年は引退の危機に瀕していたが、110試合に出場、打率.284、1本塁打、38打点、9盗塁の成績を残し、健在をアピールした。球団の地元・光州出身のフランチャイズスターなだけに、ファンの歓声もまだまだ大きく、1年でも長い現役生活が期待される。
メッツなどで先発として活躍した実績のある元メジャーリーガー、ソ・ジェウンは前年比1億2500万ウォン減の年俸3億7500万ウォンとなった。期待が大きかった2008年だが、故障も多く16試合に登板、5勝5敗、防御率4.08と納得のいく成績を残せなかった。韓国2年目となる2009年は本領発揮となるか注目される。
また期待の若手外野手ナ・ジワン(23)は、前年比1800万ウォン増の年俸3800万ウォンとなった。大卒新人だった2008年の成績は、73試合に出場、打率.295、6本塁打、30打点、1盗塁。
(注 : 1月6日現在の為替レートは、1000万ウォンが約71万1000円。)