DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  外国人選手オクスプリング(元阪神)、ペタジーニ(元読売)と再契約

 LGは23日、外国人選手クリス・オクスプリング投手(元阪神、31)、ロベルト・ペタジーニ内野手(元読売、37)とともに契約金5万ドル(約470万円)、年俸32万5000ドル(約3030万円)で再契約した。これでLGの2009年の外国人選手枠2名は、2008年シーズンと同じ選手で決まった。1998年に外国人選手制度が導入されてから、LGが前年とすべて同じ外国人選手と契約を延長したのは初めてのこととなった。
 オーストラリア出身のオクスプリングは2007年シーズン途中にLGに入団し、韓国2年目となった2008年は29試合に登板し、10勝10敗、防御率3.93の成績を残した。左のポン・ジュングンと並ぶ右のエースとして活躍したが、リリーフ陣が打たれ勝ち星を逃すこともあった。LGで3年目を迎えた外国人選手は初であり、最下位脱出のためには2009年もオクスプリングの活躍が欠かせない。銀メダル獲得に貢献した2004年アテネ五輪と同じく、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)にオーストラリア代表として出場する可能性もある。
 日本プロ野球本塁打王(1999,2001年)などの輝かしい実績を持つベネズエラ出身のペタジーニは、2008年シーズン途中LGに入団した。手術を受けるため9月半ばでの帰国となったが、2008年は68試合に出場、打率.347、7本塁打、35打点、1盗塁の成績を残し、打線の中軸として存在感を見せた。初めて韓国でシーズン開幕を迎える2009年は、1年を通しての結果が求められる。
(文責:ふるりん)