韓国シリーズ連覇を達成したSKは3日、チェ・サンドク投手(37)、シン・ユンホ投手(33)、パク・ヨンス外野手(34)、キム・ギョンテ投手(32)など8名の選手を来季の保留選手名簿から除外することとし、事実上の戦力外通告を行った。8名の選手は11月30日限りで自由契約選手となり、他球団への移籍が可能になる。
チェ・サンドクは大学卒業後1994年太平洋へ入団し、96年にヘテ(2001年シーズン途中からキア)へ移籍すると、2000年には12勝をあげるなど主力投手として活躍した。だがキア在籍時の2004年から出場機会が減り、06年にLGへトレードされたがその年限りで自由契約となった。2007年故郷・仁川を本拠地とするSKへ入団したが、年齢による衰えは隠せず出場機会には恵まれず、今季は14試合に登板し勝敗なし、防御率1.93の成績だった。プロ15年間の通算成績は270試合に登板、75勝65敗5S、防御率4.53。
シン・ユンホは1994年高校卒業後LGに入団し、なかなか芽が出なかったが2001年15勝をあげ最多勝投手となった。だがその後はさしたる活躍もできず、今季途中LGを自由契約となり、SKのテストを受け合格し入団した。だが今季はSKで2試合に登板しただけで、9月末には1回持たず3失点で降板するなど、力の衰えは明らかだった。本人は今季限りですでに引退する意向を示している。プロ15年間の通算成績は273試合に登板、28勝20敗28S、防御率4.98。
パク・ヨンスは大学卒業後1998年にLGへ入団し、主に控え外野手として2003年に移籍したロッテでも活躍した。2007年SKへ移籍したが層の厚さに阻まれほとんど出場機会がなかった。今季は5試合に出場し、わずか1安打を記録しただけだった。プロ11年間の通算成績は488試合に出場、打率.257、232安打、31本塁打、137打点、6盗塁。キム・ギョンテは大学卒業後1998年LGに入団し、2002年トゥサンへ移籍したがなかなか活躍できなかった。2004年SKへ移籍し、この年プロ初勝利を含む5勝をあげた。その後2007年まで左のワンポイントとして活躍したが、今季は1試合も登板機会がなかった。プロ11年間の通算成績は186試合に登板、7勝7敗2S、防御率5.05。
(文責 : ふるりん)