DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  カン・ドンウとシン・ジョンギルがトレード

 20日、カン・ドンウ外野手(キア、34)とシン・ジョンギル外野手(ハンファ、24)の1対1のトレードが発表された。
 カン・ドンウは大学卒業後1998年サムソンに入団し、プロ1年目から123試合に出場し、外野のレギュラーとして活躍し続け、2度の韓国シリーズ優勝に貢献した。2006年トゥサンへトレードで移籍したが、2007年はわずか25試合の出場にとどまり、オフにキアへトレードされた。今季は45試合に出場し打率はわずか1割、5打点の成績に終わっていた。ここ2年ほどの不振から脱し、4球団目となる新天地キアでの活躍が期待される。プロ11年間の通算成績は、966試合に出場、打率.266、791安打、46本塁打、310打点、74盗塁。
 シン・ジョンギルは高校卒業後2002年ロッテへ入団し、03年1軍で40試合に出場したが、翌04年ハンファへ移籍し、20歳9ヶ月で史上最年少となるサイクルヒットを達成している。その後軍へ入隊し、2005年以降1軍での出場経験はない。キアではまず控え野手として1軍入りを目指すことになりそうだ。
 
(文責:ふるりん