北京五輪に出場する野球韓国代表は1日、ソウル市内のホテルに召集され、選手24名、監督・コーチ陣4名が集合した。そのうちキム・ギョンムン代表監督(トゥサン)、主将チン・ガビョン(サムソン)、日本より帰国し主砲としての活躍が期待されるイ・スンヨプ(読売)、代表最年少の20歳のキム・グァンヒョン(SK)が出席し、記者会見が行われ、監督、選手ともにメダル獲得への強い意志と抱負を述べた。また7月14日に発表された最終エントリーメンバーから、選手を入れ替える予定はないことも明らかになった。
北京五輪の野球競技は8月13日から開始され、8カ国が総当りのリーグ戦を行い、上位4チームが22日の準決勝、23日の決勝、3位決定戦へと出場する。(試合日程は5月21日付日記を参照。)今後韓国代表は2日に簡単な練習を行い、3日オールスター戦(仁川・文鶴)に出場し、4日はオランダ代表、5日、6日はキューバ代表とソウル・蚕室野球場で練習試合を行い、10日に現地北京入りする予定。銅メダルに輝いた2000年シドニー五輪以来2大会ぶりの出場となる韓国代表は、世界の強豪と真剣勝負を戦い、現時点では野球が最後の競技種目となる北京五輪では念願の2大会ぶりとなるメダル獲得を狙う。