キア ８−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ソ・ジェウン ４勝３敗 （敗）イ・ヨンウク １勝１敗
キアは1回表、ＳＫの先発イ・ヨンウクから2番キム・ウォンソプのタイムリー、4番チャン・ソンホの犠牲フライで2点を先制した。ＳＫは2回裏キアの先発ソ・ジェウンから1番チョン・グヌのタイムリーで1点を返し、キアは4回表ＳＫの2番手で韓国初登板となった新外国人レイから9番キム・ジョングクのタイムリー、レイの暴投で2点、6回表ＳＫの3番手チョン・ウラムから1番イ・ヨンギュのタイムリーなどで3点を追加し、ソ・ジェウンは5回を1失点で降板した。
キアの2番手ユ・ドンフンは6回から8回までを無失点に抑えると、9回表ＳＫの5番手イ・ハンジンから1点を追加した。ＳＫも9回裏キアの3番手コ・ウソクから1点を返したが、反撃もそこまででキアが首位を独走するＳＫ相手に9試合目で今季初勝利をあげ、10連勝を阻止した。元メジャーリーガーのソ・ジェウンは韓国の野球スタイルに適応し、制球力を武器に最近は安定した投球を続けている。14安打と爆発した打線ではイ・ヨンギュが3安打2打点、3番チェ・ギョンファンが3安打と活躍。一方ＳＫは2回途中で降板した先発イ・ヨンウクのみならず、2番手の新外国人レイも自責点4と期待にこたえられず、連勝は9で止まり、サムソンに勝った2位トゥサンとのゲーム差が7に縮まった。
トゥサン １４−３ サムソン （大邱）
（勝）キム・ソヌ １勝３敗 （敗）シャーン ３敗
（本塁打） トゥサン ： コ・ヨンミン ６号、キム・ドンジュ １２号、ホン・ソンフン ３号 サムソン ： チェ・ヒョンウ １０号
トゥサンは1回表サムソンの先発の新外国人シャーンから4番キム・ドンジュのタイムリーで1点を先制し、2回表1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点、3回表キム・ドンジュのタイムリーと内野ゴロ2つの間に3点を追加した。トゥサン打線の勢いは止まらず、4回表サムソンの2番手チョ・ジンホから2番コ・ヨンミンの2ランで7−0とリードを広げ、サムソンはその裏トゥサンの先発キム・ソヌから8番ヒョン・ジェユンのタイムリーで1点を返したが、トゥサンは5回表チョ・ジンホからイ・ジョンウク、コ・ヨンミンのタイムリーで3点を追加すると、さらに代わったサムソンの3番手チョン・ホンジュンからキム・ドンジュの12号満塁本塁打で14点目を奪った。
サムソンは5回裏、5番チェ・ヒョンウの2ランで反撃したが、その後クム・ミンチョル、キム・サンヒョンの継投でトゥサンが相手の反撃を立ち、17安打と打線の爆発で大勝した。なかなか勝てず2軍落ちも経験し、この試合は6回を3失点に抑えた元メジャーリーガーのキム・ソヌが、6試合目の登板で韓国初勝利。打線ではイ・ジョンウクが4安打1打点1盗塁、キム・ドンジュが3安打6打点と活躍。サムソンは新外国人シャーンが勝ち星なしの3連敗と期待を裏切っていて、連勝できず4位以上になかなか浮上できない。打線では6番キム・チャンヒィが3安打と活躍。
(韓国初勝利をあげた元メジャーリーガーのキム・ソヌ。)
ウリ ２−８ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ヨンフン ２勝５敗 （セーブ）キム・イリョプ １勝１敗１Ｓ （敗）イ・ヒョンスン ３勝４敗
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １１号
ロッテは2回裏ウリの先発イ・ヒョンスンの暴投で1点を先制し、ウリは3回表ロッテの先発イ・ヨンフンから4番ブランボー(元オリックス)の犠牲フライで同点に追いついた。ロッテは3回裏4番イ・デホのタイムリーで2点を勝ち越し、5回裏5番カン・ミンホの3ランでリードを広げた。ウリは6回表3番イ・テックンのタイムリーで1点を追加したが、ロッテはそのウリの2番手ペ・ヒムチャンから1番チョン・スグンのタイムリーで1点、7回裏カン・ミンホの併殺打の間に1点を追加した。
ロッテは6回途中から2番手キム・イリョプが9回まで無失点に抑え、13日に6連敗から脱出後連勝し3位の座を守り、対ウリ戦4連勝となった。12安打を放った打線では、3番チョ・ソンファンが3安打と活躍。米国マイナーリーグ出身のキム・イリョプは韓国初セーブ。最下位ウリはロッテを上回る14安打を記録しながらわずか2点と効率の悪さが目立った。1番チョン・ジュンホ、5番ソン・ジマン、8番キム・ドンスのベテラン勢3人が3安打と活躍。
ハンファ １４−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）マ・ジョンギル １勝１敗１Ｓ （敗）キム・ミンギ １勝２敗
（本塁打） ハンファ ： クラーク １５号
ハンファは3回表ＬＧの先発キム・グァンスから2番チュ・スンウのタイムリー、3番クラークの2ランで3点を先制した。ＬＧは4回裏ハンファの先発ユ・ウォンサンから3番アン・チヨンの犠牲フライ、7番イ・ジョンヨル、8番キム・ジョンミンのタイムリーで4−3と逆転した。ハンファは6回表ＬＧの2番手キム・ミンギから9番キム・ミンジェのタイムリーで同点に追いつくと、代わったＬＧの3番手リュ・テッキョンから1番イ・ヨンウ、チュ・スンウのタイムリー、クラークの犠牲フライで5点を勝ち越した。
勢いに乗るハンファは7回表、ＬＧの4番手の大卒新人キム・スヒョンから7番ハン・サンフン、8番シン・ギョンヒョンのタイムリー、代わった5番手の高卒新人イ・ボムジュンからイ・ヨンウの犠牲フライ、チュ・スンウのタイムリーで合計5点を奪った。ハンファは5回以降マ・ジョンギル、ク・デソン(元オリックス)、アン・ヨンミョン、大卒新人チョン・デフンの継投で相手の反撃を断ち、13安打14得点で大勝した。
5回から7回途中まで無失点に抑えたマ・ジョンギルは、2007年シーズン途中に兵役から復帰し、2004年6月以来4年ぶりの勝利。打線ではチュ・スンウが4安打5打点と、2007年まで在籍した古巣相手に大爆発した。イ・ヨンウ、クラークも3打点と活躍。一方ＬＧはリリーフ陣が大量失点を重ね、今季兵役から復帰し5回を3失点で降板したキム・グァンスの5年ぶりの勝利を台無しにした。打線では4番ペタジーニが3安打と活躍。
(4安打5打点と爆発したチュ・スンウ。)
