DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  イ・スンヨン、1億8000万ウォン減の年俸1億7000万ウォン  ファン・ドゥソンとも契約

 新球団ウリヒーローズは18日、現代から移籍しまだ今季の契約を結んでいなかったイ・スンヨン内野手(37)と、1億8000万ウォン(約1750万円)と半減以上の年俸1億7000万ウォン(約1650万円)で契約を結んだ。イ・スンヨンは1994年大学卒業後に太平洋(現代の前身)へ入団し、現代の主力選手として活躍してきた。2007年は故障で離脱した時期もあったが、95試合に出場、打率.302、2本塁打、34打点、2盗塁の成績を残した。大幅な減俸となりトレード要員として名前が挙がったこともある今季は、復活をかけた1年となる。
 また、北京五輪世界最終予選に出場したファン・ドゥソン投手(31)は、1500万ウォン(約150万円)増の年俸7300万ウォン(約710万円)で契約した。ファン・ドゥソンは2007年現代で先発に中継ぎに活躍し、46試合に登板、7勝9敗1S、防御率4.45の成績を残した。五輪予選でもリリーフとして活躍し、五輪本大会への出場も期待される。ウリは現代から移籍した契約対象者60名中58名と契約し、未契約者は大幅減俸を提示されたベテラン捕手キム・ドンスと、かつての現代の守護神チョ・ヨンジュンだけとなった。
(文責:ふるりん)