北京五輪世界最終予選(3月7−14日)に向け、台湾でキャンプ中の韓国代表チームは2日、斗六で台湾プロ野球・Dメディアと練習試合を行った。韓国代表は1回裏1番イ・ジョンウク(トゥサン)の盗塁でチャンスを作り、3番イ・スンヨプのセンターフライを相がエラーしてしまい1点を先制し、3回裏9番ソン・シホン(尚武)の犠牲フライとイ・スンヨプのタイムリーで2点を追加した。韓国代表の先発リュ・ヒョンジン(ハンファ)は毎回のように走者を出したが、4奪三振を記録する力投で3回を無失点に抑えた。
その後打線はDメディア投手陣を攻略できなかったが、4回以降2番手チョ・ヨンフン(ウリ)、3番手クォン・ヒョク(サムソン)が7回まで相手に得点を許さなかった。Dメディアは8回表韓国代表の4番手ファン・ドゥソン(ウリ)から4番謝佳賢のタイムリーで1点を返した。韓国代表はその裏2死1，2塁と追加点のチャンスを作ったが、途中出場の4番チョン・ソンフン(ウリ)が凡退してしまった。
最後はチョン・デヒョン(ＳＫ)が抑え、韓国代表は2月27日の中信戦に続いて、3−1で台湾プロ野球のチーム相手に連勝し、これで2月24日の檀国大戦以来練習試合では4連勝となった。だが勝利したものの打線は4安打に抑えられ、抑えのチョン・デヒョン以外の4人の投手が不安定な内容で、相手の拙攻に助けられた形となった。韓国代表は4日、台湾プロ野球・興農と最終予選前最後の練習試合を行い、最終エントリー24名を発表する。
[9回表抑えとして登板したチョン・デヒョン(ＳＫ)。]
