2月19日のＫＢＯ(韓国野球委員会)理事会で、プロ野球の2008年シーズンが3月29日に開幕し、それに先立って3月8日から示範競技(オープン戦に相当)が23日まで行われるが、その試合日程が28日発表された。
世界最終予選(3月7−14日、台湾)を韓国代表チームが突破し北京五輪へ出場すると、大会期間中の8月はプロ野球を中断することになるため、公式戦は1986年以来22年ぶりに3月中に開幕することとなった。各球団126試合ずつを行い、公式戦は全504試合が予定されている。開幕戦は3月29日14時から、ＬＧ−ＳＫ(仁川・文鶴)、新球団ウリ−トゥサン(ソウル・蚕室)、ロッテ−ハンファ(大田)、キア−サムソン(大邱)の4試合が予定されている。開幕カードは3月29日、30日の2連戦だが、それ以外は同一カードは原則として3連戦で行われる。試合開始時刻は平日が18時半、土日・祝日は3−5月まで14時、6月−10月は17時開始となっている。なお、試合は決着がつくまで時間、回数制限なしで行われ、引き分けは廃止される。
オールスター戦は8月3日に仁川・文鶴野球場で行われる。なお、2008年シーズンからプロ野球に参加する新球団ウリは4月1日、記念すべき本拠地開幕戦・ハンファ戦をソウル・木洞(モクトン)野球場で行うこととなり、大いに注目を集めると思われる。開幕戦は同じソウルを本拠地とするトゥサンと、ビジターの蚕室(チャムシル)で行う。
示範競技は3月8日から23日まで、各球団14試合、全56試合が行われる。3月8日、9日にはプロ野球の本拠地になっていない済州(チェジュ)でトゥサン−ＳＫ戦が行われる(14時開始)。示範競技開幕戦はその他にキア−ハンファ(大田)、ＬＧ−サムソン(大邱)、ウリ−ロッテ(釜山・社稷)が予定されている。新球団ウリは、本拠地・木洞野球場で6試合を予定している。3月8,9日のトゥサン−ＳＫ戦を除いて、全試合13時開始で延長戦は行われない。
