DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人ダーウィン・クビアン(元阪神)と契約  ロマノ(元広島)は退団

 SKは14日、新外国人選手ダーウィン・クビアン投手(35)と契約金10万ドル(約1090万円)、年俸20万ドル(約2180万円)の総額30万ドル(約3260万円)で契約した。また2007年に入団し韓国シリーズ初優勝に貢献した外国人選手マイク・ロマノ(元広島、35)は退団することとなった。
 ベネズエラ出身のダーウィンは2000年ブルージェイズで初めてメジャーリーグに昇格し、その後レンジャース、エクスポズオリオールズなどに移籍したがメジャーリーグに定着できなかった。メジャーリーグ通算成績は3年間で56試合に登板、1勝0敗、防御率6.85。2005年から2007年まで日本プロ野球阪神に在籍し、主に右の中継ぎとして活躍、3年間で88試合に登板、3勝5敗2S、防御率3.76。
 在日韓国人キム・ソングン監督は日本の野球事情に詳しく、韓国でも通用すると考えダーウィン獲得にいたったと見られる。SKは当初、2007年に活躍したレイボーン(元広島)、ロマノの両外国人選手と再契約を結ぶ予定だった。だがロマノは激情的な性格で、シーズン中不振に陥り2軍落ちした時や、アジアシリーズで格下のチャイナスターズ戦に先発を命じられた時など、強い不満を訴えていた。そういったことも重なりロマノとの再契約交渉が難航したため、ダーウィンと契約することとなった。ロマノのSKでの成績(2007年)は、32試合に登板、12勝4敗、防御率3.69。SKはレイボーンと近日中に再契約を結ぶ方向で交渉中。