DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ダグ・クラーク、ブラッド・トーマス(元北海道日本ハム)の新外国人2名と契約

 ハンファは2日、今季の新外国人としてダグ・クラーク外野手(31)と契約金5万ドル(約550万円)、年俸25万ドル(約2760万円)の総額30万ドル(約3320万円)、ブラッド・トーマス投手(30)と契約金4万5000ドル(約500万円)、年俸24万ドル(約2650万円)の総額28万5000万ドル(約3150万円)でそれぞれ契約した。2007年在籍していた外国人選手のうちクルーズは自由契約後サムソンへと移籍し、11勝しながら不安定な投球で信頼されていなかったセドリック(元東北楽天)も自由契約となった。
 クラークは左打ちの外野手で、2005年にジャイアンツでメジャーリーグに初昇格したが、定着できなかった。2007年はブレーブス傘下のAAAでプレーしていた。マイナーリーグ通算10年間で95本塁打と、中距離打者タイプである。2007年中軸を打ったクルーズの後釜として期待される。
 左腕トーマスは2001年ツインズでメジャーリーグに昇格したが、定着できず通算3年間で1勝もしていない。2005年から2006年まで日本プロ野球北海道日本ハムに在籍し、主に中継ぎとして活躍し2年間の通算成績は78試合に登板、5勝6敗2S、防御率4.21を記録し、2006年はチームの優勝に貢献した。2007年はマリナーズ傘下のAAAで主に先発として登板し8勝を記録したが、メジャー昇格できなかった。ハンファでは先発ローテーションの一角を任されると思われる。
(文責:ふるりん)