ハンファは2日、今季の新外国人としてダグ・クラーク外野手(31)と契約金5万ドル(約550万円)、年俸25万ドル(約2760万円)の総額30万ドル(約3320万円)、ブラッド・トーマス投手(30)と契約金4万5000ドル(約500万円)、年俸24万ドル(約2650万円)の総額28万5000万ドル(約3150万円)でそれぞれ契約した。2007年在籍していた外国人選手のうちクルーズは自由契約後サムソンへと移籍し、11勝しながら不安定な投球で信頼されていなかったセドリック(元東北楽天)も自由契約となった。
クラークは左打ちの外野手で、2005年にジャイアンツでメジャーリーグに初昇格したが、定着できなかった。2007年はブレーブス傘下のAAAでプレーしていた。マイナーリーグ通算10年間で95本塁打と、中距離打者タイプである。2007年中軸を打ったクルーズの後釜として期待される。
左腕トーマスは2001年ツインズでメジャーリーグに昇格したが、定着できず通算3年間で1勝もしていない。2005年から2006年まで日本プロ野球・北海道日本ハムに在籍し、主に中継ぎとして活躍し2年間の通算成績は78試合に登板、5勝6敗2S、防御率4.21を記録し、2006年はチームの優勝に貢献した。2007年はマリナーズ傘下のAAAで主に先発として登板し8勝を記録したが、メジャー昇格できなかった。ハンファでは先発ローテーションの一角を任されると思われる。
(文責:ふるりん)