SKは26日、主力外野手のイ・ジニョン(27)と来季の契約更改を行い、2000万ウォン(約240万円)増の年俸2億4000万ウォン(約2910万円)となった。今季も主軸として期待されたイ・ジニョンは、示範競技(オープン戦)中の怪我などで開幕に間に合わず出遅れ、その後も故障で何度か戦線を離脱し、その間に若手にポジションを奪われ、今季はわずか80試合の出場にとどまった。
だが、打率.350、7本塁打、42打点、6盗塁の成績を残し、韓国シリーズでは活躍できなかったものの、アジアシリーズでは決勝の中日戦で同点2ランを打つなど、2006年WBC(ワールドベースボールクラシック)同様国際舞台での強さを証明した。来季は完全復活をとげレギュラーの座を奪回し、チームの韓国シリーズ連覇に貢献することが期待される。なお、イ・ジニョンはアジアシリーズ終了後北京五輪予選韓国代表から漏れたこともあり、1ヶ月間の軍事基礎訓練を受けるために入隊していた。先日チームに復帰し来季への準備を進めている。
[来季は完全復活が期待されるイ・ジニョン。]