DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   公式戦優勝のSK、最終戦で有終の美

SK 3−0 ハンファ  (大田)
(勝)イ・ヨンウク 3勝3敗  (セーブ)チョン・デヒョン 3勝3敗27S  (敗)ユン・ギュジン 1敗
本塁打) SK : ナ・ジュファン 2号
 SKは1回表ハンファの先発ユン・ギュジンから3番チョン・ギョンベの内野ゴロの間に1点を先制し、先発イ・ヨンウクも相手を無得点に抑えていく。SKは6回表ハンファの2番手ムン・ドンファンからチョン・ギョンベのタイムリーで1点、8回表ハンファの3番手アン・ヨンミョンから途中出場の3番ナ・ジュファンの本塁打で1点を追加した。イ・ヨンウクは8回途中無失点で降板すると、キム・ギョンテ、守護神チョン・デヒョンが相手の反撃を断ち、公式戦優勝をすでに決め主力選手を何人か休ませたSKが公式戦最終戦で完封勝利と有終の美を飾った。今季あまり結果の出ていなかったイ・ヨンウクが、7月4日のサムソン戦以来約3か月ぶりの勝利となる3勝目。
 今季開幕ダッシュに成功し、6月に一時期首位から陥落したが夏場以降独走態勢に入ったSKは、チーム史上初の6割を超える勝率で公式戦を終えた。SKは22日からの韓国シリーズでプレーオフ勝者(トゥサン−準プレーオフ勝者)と対戦し、初優勝を狙う。ハンファは本拠地・大田(テジョン)での公式戦最終戦を勝利で飾れず、SK相手に今季は5勝11敗2分けと大きく負け越した。最近負傷で欠場が続いていた4番キム・テギュンがこの試合に先発フル出場し1安打も打ち、9日からのサムソンとの準プレーオフに向け復調をアピールした。