サムソン−ロッテ(釜山・社稷)、LG−キア(光州)は雨天中止。
現代 1−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)レイボーン 16勝6敗 (セーブ)チョン・デヒョン 3勝2敗24S (敗)ファン・ドゥソン 7勝8敗
(本塁打) 現代 : ユ・ハンジュン 4号
現代は2回表首位SKの先発レイボーン(元広島)から6番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を先制した。SKは4回裏現代の先発ファン・ドゥソンから6番チョン・ギョンベの犠牲フライで同点とし、6回裏7番チェ・ジョン、8番チョ・ドンファのタイムリーで4−1と逆転した。レイボーンは7回途中まで被安打2の1失点と好投し、ユン・ギルヒョン、守護神チョン・デヒョンが相手の反撃を断ち、SKが4連勝で公式戦優勝へまた大きく近づいた。
レイボーンはチーム最多の16勝目で、今季5人目となる全球団相手に勝利をあげた投手となった。7位現代はわずか3安打に抑えられ、試合が雨天中止となった6位ロッテとのゲーム差が1.5に広がった。
ハンファ 2−8 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)リオス 19勝5敗 (敗)キム・ギョンソン 1敗
トゥサンは1回裏ハンファの先発チョン・ミンチョル(元読売)から3番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を先制し、3回裏コ・ヨンミンの犠牲フライで1点を追加した。ハンファは4回表トゥサンの先発リオスから7番ハン・サンフンのタイムリーで2−2の同点に追い付く。トゥサンは6回裏ハンファの2番手キム・ギョンソンから8番チェ・サンビョン、9番ミン・ビョンホンのタイムリーで2点を勝ち越す。さらに7回裏ハンファの4番手ヤン・フンから代打アン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点、8回裏ハンファの6番手ユ・ウォンサンから1番イ・ジョンウクのタイムリー、代打チャン・ウォンジンの犠牲フライなどで3点を追加し、試合を決めた。
リオスは7回を2失点で降板すると、高卒新人イム・テフン、クム・ミンチョルが相手の反撃を断ちトゥサンが快勝し、敗れれば2位の座をハンファに譲るところだったがその座を死守し、試合が雨天中止となった3位サムソンとのゲーム差を1.5に広げた。リオスは最多勝争いトップの19勝目をあげ、2002年キーファー(キア)が達成した外国人年間最多勝利数に並んだ。12安打と爆発した打線ではイ・ジョンウクが3安打と活躍。敗れた4位ハンファは連勝が4で止まり、トゥサンとのゲーム差が2に開いた。