トゥサン １０−２ 現代 （水原）
（勝）イ・スンハク ６勝１敗 （敗）チャン・ウォンサム ７勝９敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・サンビョン ６号、コ・ヨンミン １１号、ホン・ソンフン ５号 現代 ： イ・テックン １０号
2位トゥサンは3回表現代の先発チャン・ウォンサムから8番チェ・サンビョンの本塁打、2番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を先制したが、現代はその裏トゥサンの先発イ・スンハクから5番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を返した。だがトゥサンは4回表相手のエラーと1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点、5回表5番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を追加し、チャン・ウォンサムをノックアウトした。現代もその裏3番イ・テックンの本塁打で1点を返した。
トゥサンは7回表現代の2番手キム・ヨンミンから3番コ・ヨンミンの本塁打で1点、8回表現代の3番手イ・ドンハクから9番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点、9回表現代の5番手イ・ボグンから6番ホン・ソンフンの2ランで2点を追加し、リードを広げていった。イ・スンハクは6回を2失点に抑えると、高卒新人イム・テフン、キム・ドギュンが相手に反撃を許さず、トゥサンが対現代戦3連勝で快勝し、負ければ試合のなかった3位サムソンに2位の座を譲るところだったが、ゲーム差を1に広げ2位の座を死守した。現代打線はわずか6安打に抑えられてしまった。
ハンファ ７−２ キア （光州）
（勝）チェ・ヨンピル ５勝４敗２Ｓ （敗）ユン・ソンミン ７勝１７敗
ハンファは1回表キアの先発ユン・ソンミンが先頭打者から3者連続死球(史上3人目)を与え満塁のチャンスをもらうと、4番キム・テギュンの併殺打の間に1点を先制し、2回表9番キム・ミンジェのタイムリーなどで2点を追加した。ハンファは3回裏キアの先発チェ・ヨンピルから3番イ・ヒョンゴンのタイムリーで1点を返したが、キアは4回表2番チョ・ウォヌのタイムリーで2点を追加した。ハンファは6回表キアの2番手の新人オ・ジュンヒョン、代わった3番手ムン・ヒョンジョンからキム・ミンジェ、1番コ・ドンジンのタイムリーで2点を追加し、試合を決めた。
キアは8回裏ハンファの4番手ソン・ジヌから5番チェ・ヒィソプの犠牲フライで1点を返したが、最後は5番手アン・ヨンミョンが抑え4位ハンファが最下位キア相手に無難に勝利し、何とか上位争いに踏みとどまった。6回1失点と好投したチェ・ヨンピルは今季5勝目。最下位に低迷するチームで奮闘し先発ローテーションを守り続けているユン・ソンミンは、8球団最多の17敗目。
ロッテ ４−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）パク・ソクチン １勝 （敗）チュ・ヒョングァン ２敗
（本塁打） ＬＧ ： チェ・ドンス １０号
試合はＬＧの先発ポン・ジュングン、ロッテの先発チャン・ウォンジュンと左腕同士の投げ合いにより、5回まで無得点が続いた。ＬＧは6回裏4番チェ・ドンスの2ランで先制し、ロッテは7回表7番チョン・ボミョンのタイムリーで1点を返した。ＬＧはその裏1番イ・デヒョンのタイムリーで1点を追加しチャン・ウォンジュンをノックアウトしたが、ロッテは8回表ＬＧの守護神ウ・ギュミンから5番ペレス(元オリックス)の犠牲フライ、6番カン・ミンホのタイムリーで4−3と逆転した。だがＬＧは8回裏ロッテの守護神カブレラから代打キム・ヨンウのタイムリーで同点に追い付いた。
試合はこのまま延長戦に突入し、ＬＧは史上初めてとなる4試合連続で延長戦を行うこととなった。ＬＧは11回裏ロッテの6番手チュ・ヒョングァン、7番手ナ・スンヒョン、8番手ホ・ジュンヒョクから2死満塁のチャンスを作ると、2番パク・キョンスがタイムリーを打ちＬＧがサヨナラ勝ちで引き分け1つを挟んだ5連敗から脱出した。11回表7番手として登板し1アウトを取っただけのパク・ソクチンが、幸運にも7月にロッテからの移籍後、そして今季初勝利をあげた。この勝利で5位ＬＧは4位ハンファとは3.5ゲーム差開いているが、何とか4位進出にわずかな望みをつないだ。試合時間4時間半の熱戦に敗れたロッテでは、カン・ミンホが3安打2打点と活躍。
[延長11回裏サヨナラタイムリーを打ったパク・キョンス。]
