SK 8−6 サムソン (大邱)
(勝)キム・ヨンス 1勝 (セーブ)チョ・ウンチョン 2勝3敗7S (敗)クォン・オジュン 3勝4敗
(本塁打) SK : イ・ホジュン 7号
首位SKは1回表、サムソンの先発イム・ドンギュから5番パク・キョンワンの犠牲フライ、6番パク・チェサン、7番チェ・ジョンのタイムリーで4点を先制した。サムソンは2回裏SKの先発イ・ハンジンから1番パク・ハニのタイムリーなどで2点を返すと、4回裏SKの3番手カ・ドゥギョムからパク・ハニの犠牲フライ、キム・ジェゴルのタイムリー、代わった4番手ユン・ギルヒョンから4番シム・ジョンスのタイムリーで6−4と逆転した。
SKは5回表サムソンの2番手チョ・ヒョングンから代打イ・ジェウォンのタイムリー、この回代わった3番手クォン・オジュンから4番イ・ホジュンの2ラン、さらに代わった5番手アン・ジマンから8番チョン・ギョンベのタイムリーで8−6と逆転した。サムソンは6回から8回まで3イニング連続で併殺プレーがあり、キム・ヨンス、ソン・ウンボム、キム・ギョンテ、チョ・ウンチョンと小刻みな継投でサムソンの反撃を断ち、連敗を3で止めた。2位トゥサンがLGに敗れたため、ゲーム差は4.5に広がった。
今季兵役から復帰した左腕キム・ヨンスは、2004年以来3年ぶりの勝利。8番チョン・ギョンベが3安打1打点と活躍。3位サムソンは4連勝で止まり、現代に勝った4位ハンファとのゲーム差が0.5に縮まった。
トゥサン 6−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ウ・ギュミン 2勝1敗24S (敗)チョン・ジェフン 3勝2敗20S
トゥサンは1回表LGの先発イ・スンホから4番キム・ドンジュのタイムリーで1点を先制するが、LGはその裏トゥサンの先発リオスから4番チェ・ドンスの犠牲フライで同点に追い付くと、2回裏9番パク・キョンス、1番イ・デヒョンのタイムリーで3−1と逆転する。トゥサンは4回表5番チェ・ジュンソクの犠牲フライで1点を返すと、6回表キム・ドンジュのタイムリー、この回代わった3番手キム・ミンギからチェ・ジュンソクのタイムリーで3−4と逆転した。
トゥサンは7回表LGの3番手リュ・テッキョンから1点を追加するが、LGはその裏2番イ・ジョンヨル、3番バルデス(元福岡ダイエー)のタイムリーで6−5と逆転し、リオスを降板させた。トゥサンは8回表LGの守護神ウ・ギュミンの暴投で6−6の同点に追いつくと、試合は延長に突入する。LGは10回裏トゥサンの守護神チョン・ジェフンから3番バルデスが押し出しの四球を選び、サヨナラ勝ちで連敗を4で止めた。バルデスは3打点と活躍。
連勝が5で止まった2位トゥサンは、防御率1点台で安定感抜群のリオスが6失点と予想外の乱調だった。これで首位SKとのゲーム差が4.5に広がってしまった。主砲キム・ドンジュが3安打2打点と活躍。
[押し出しの四球のサヨナラ勝ちを喜ぶLGの選手たち。]
現代 1−4 ハンファ (大田)
(勝)ヤン・フン 6勝3敗2S (敗)パク・チュンス 4勝1敗3S
(本塁打) ハンファ : イ・ボムホ 17号、キム・テギュン 18号
ハンファは2回裏現代の先発チャン・ウォンサムから5番イ・ボムホの本塁打で1点を先制した。その後チャン・ウォンサムとハンファの先発チェ・ヨンピルの投手戦が続いた。現代は7回表ハンファの3番手アン・ヨンミョンから代打ソン・ジマンの犠牲フライで1−1の同点に追いついた。その後ハンファのクォン・ジュンホン、ク・デソン(元オリックス)、現代のチョ・ヨンフン、パク・チュンスなどリリーフ陣の好投により、試合はこのまま延長に突入した。
現代は11回表ク・デソンから勝ち越しのチャンスを作るが、代わったヤン・フンに抑えられた。ハンファはその裏4番キム・テギュンがパク・チュンスから3ランを打ち、サヨナラ勝ちで延長戦に決着をつけた。主砲キム・テギュンにとっては6月23日以来42日ぶりの本塁打だった。わずか3安打のハンファに対して、現代は12安打でわずか1得点と打線がつながらなかった。
ロッテ 7−8 キア (光州)
(勝)ハン・ギジュ 2勝2敗19S (敗)カブレラ 2勝3敗15S
ロッテは1回表キアの先発の新人オ・ジュンヒョンから6番ペレス(元オリックス)、7番チェ・ギムンのタイムリーで3点を先制するが、キアはその裏ロッテの先発チェ・ヒャンナムから6番ソン・サンのタイムリーで2点を返す。ロッテは2回表キアの2番手イム・ジュンヒョクから2番イ・イングのタイムリーと相手の暴投で2点、3回表9番パク・キヒョクの犠牲フライで1点を追加した。キアは3回裏5番チェ・ヒィソプのタイムリーで2点を返し、6−4と2点差にした。
キアは7回裏ロッテの4番手カン・ヨンシクからチェ・ヒィソプのタイムリーで1点を追加したが、ロッテは8回表キアの守護神ハン・ギジュから4番イ・デホのタイムリーで7−5と再び2点差にした。キアはその裏ロッテの5番手カブレラから2番キム・ジョングクのタイムリーとエラーで同点とし、3番イ・ヒョンゴンの犠牲フライで逆転した。最後はハン・ギジュが1点のリードを守りきり、両チーム合わせて24安打の乱打戦をキアが逆転勝ちで制した。
キム・ジョングク、イ・ヒョンゴンが3安打1打点、チェ・ヒィソプが2安打3打点と活躍。敗れた7位ロッテは最下位キアとのゲーム差が4に縮まった。1番チョン・スグンが3安打と活躍。
[決勝の犠牲フライを打ったイ・ヒョンゴン。]