ロッテは13日、今季退団したフェリックス・ホセに代わる新外国人野手として入団したエドゥアルド・リオス(34)をウェーバー公示にかけ退団とし、それに代わる新外国人選手としてロベルト・ペレス(38)の入団を発表した。ペレスは年俸10万ドル(約1220万円)、出来高払い2万ドル(約240万円)の合計12万ドル(約1470万円)で契約した。
ペレスは2003年から05年までロッテに在籍し、2年ぶりの復帰となった。ペレスは長く大リーグ傘下のマイナーリーグに在籍し、1994年ブルージェイズで初めて大リーグに昇格した。その後マリナーズなどに移籍し、1999年には日本プロ野球・オリックスに1年在籍した。2003年シーズン途中からロッテに入団し、2005年の開幕前に負傷しシーズン絶望となったため、公式戦に1試合も出場せずに退団した。
韓国での通算成績は2年間で175試合に出場、打率.314、27本塁打、116打点、9盗塁。大リーグでの通算成績は6年間で221試合に出場、打率.254、8本塁打、44打点。マイナーリーグでの通算成績は10年間で1142試合に出場、打率.295、100本塁打、586打点、76盗塁。
ペレスは16日に韓国へ入国し、20日のSK戦から出場予定。率も残せ長打も期待できる外野手として、主砲イ・デホの後を打つ5番打者としての起用が予想される。
一方、5月に入団したエドゥアルド・リオスは主軸としての働きが期待されたが、38試合に出場し打率.231、2本塁打、17打点と活躍できず、最近は先発を外れることも多くなっていたため、代わりの新外国人選手が見つかれば退団は必至とみられていた。今季2度目の外国人選手の入れ替えを行った6位ロッテは、ペレスの復帰をチームの成績上昇に結び付けられるかが注目される。