DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  ペレス(元オリックス)が2年ぶりに復帰 リオスは退団

 ロッテは13日、今季退団したフェリックス・ホセに代わる新外国人野手として入団したエドゥアルド・リオス(34)をウェーバー公示にかけ退団とし、それに代わる新外国人選手としてロベルト・ペレス(38)の入団を発表した。ペレスは年俸10万ドル(約1220万円)、出来高払い2万ドル(約240万円)の合計12万ドル(約1470万円)で契約した。
 ペレスは2003年から05年までロッテに在籍し、2年ぶりの復帰となった。ペレスは長く大リーグ傘下のマイナーリーグに在籍し、1994年ブルージェイズで初めて大リーグに昇格した。その後マリナーズなどに移籍し、1999年には日本プロ野球オリックスに1年在籍した。2003年シーズン途中からロッテに入団し、2005年の開幕前に負傷しシーズン絶望となったため、公式戦に1試合も出場せずに退団した。
 韓国での通算成績は2年間で175試合に出場、打率.314、27本塁打、116打点、9盗塁。大リーグでの通算成績は6年間で221試合に出場、打率.254、8本塁打、44打点。マイナーリーグでの通算成績は10年間で1142試合に出場、打率.295、100本塁打、586打点、76盗塁。
 ペレスは16日に韓国へ入国し、20日のSK戦から出場予定。率も残せ長打も期待できる外野手として、主砲イ・デホの後を打つ5番打者としての起用が予想される。
 一方、5月に入団したエドゥアルド・リオスは主軸としての働きが期待されたが、38試合に出場し打率.231、2本塁打、17打点と活躍できず、最近は先発を外れることも多くなっていたため、代わりの新外国人選手が見つかれば退団は必至とみられていた。今季2度目の外国人選手の入れ替えを行った6位ロッテは、ペレスの復帰をチームの成績上昇に結び付けられるかが注目される。