ＳＫ ８−２ サムソン （大邱）
（勝）チェ・ビョンニョン ６勝４敗 （敗）チョン・ビョンホ ５勝４敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チェホン １１号、チェ・ジョン １２号 サムソン ： シン・ミョンチョル ３号、シム・ジョンス １４号
4日サムソンに敗れ連勝が11で止まった首位ＳＫは、2回表サムソンの先発チョン・ビョンホから5番パク・チェホンの本塁打で1点を先制し、3回表3番パク・キョンワンのタイムリーで1点、4回表9番ナ・ジュファンの犠牲フライと1番チョン・グヌのタイムリーで2点を追加した。5回表4番イ・ホジュン、6番イ・ジニョンのタイムリー、7番チェ・ジョンの本塁打で4点を追加し、チョン・ビョンホをノックアウトした。
サムソンは5回裏ＳＫの先発チェ・ビョンニョンから9番シン・ミョンチョルの本塁打で1点、6回裏4番シム・ジョンスの本塁打で1点を返す。チェ・ビョンニョンは7回で降板すると、チョン・デヒョン、チョン・ウンチョン、カ・ドゥギョムの継投で相手に反撃を許さず、14安打と打線の爆発と投手陣の好投でＳＫが快勝し、連敗はしなかった。チョン・グヌが4安打1打点と活躍。サムソンは2003年8月以来対ＳＫ戦6連勝と絶対的な強さを誇っていた先発チョン・ビョンホが、首位を独走するＳＫの勢いを止められなかった。
[試合後のハイタッチで勝利を祝う首位ＳＫの選手たち。]
現代 ３−２ ハンファ （大田）
（勝）ファン・ドゥソン ５勝３敗 （セーブ）ソン・シニョン １勝２敗１０Ｓ （敗）ユン・グニョン ２敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ １５号
ハンファは2回裏、現代の先発ファン・ドゥソンから5番イ・ボムホの本塁打で1点を先制するが、現代は3回表ハンファの先発チェ・ヨンピルから2番キム・イルギョンのタイムリーで2−1と逆転した。ハンファはその裏2番イ・ヨンウのタイムリーで3−3の同点に追い付く。その後ファン・ドゥソン、チェ・ヨンピルの好投で互いに無得点が続くが、4連敗中の現代は7回表ハンファの2番手ユン・グニョンや3番手クォン・ジュンホンからチャンスを作ると、3番イ・テックンの内野ゴロの間に1点を勝ち越す。
ファン・ドゥソンは7回で降板すると、8回以降は抑えのソン・シニョンが反撃を許さず、現代が逆転勝ちで連敗を4で止めた。これまで抑えとして活躍したことのなかったソン・シニョンは、自身初の年間10セーブを達成。敗れた2位ハンファは首位ＳＫとのゲーム差が5.5に広がり、3位トゥサンとは0.5ゲーム差、4位ＬＧとは1ゲーム差と2位争いは混とんとしてきた。
トゥサン １−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）パク・ミョンファン ９勝３敗 （セーブ）ウ・ギュミン １勝２１Ｓ （敗）キム・サンヒョン ４勝３敗
ＬＧは1回裏、トゥサンの先発キム・サンヒョンから5番パク・ヨンテクの内野ゴロの間に1点を先制し、この回6番チョ・インソンのタイムリーで1点を追加した。立ち上がりに失点したキム・サンヒョンは2回以降ＬＧに追加点を許さないが、ＬＧの先発パク・ミョンファンはトゥサンを無得点に抑えていく。トゥサンは7回表ＬＧの2番手キム・ミンギから9番ナ・ジュファンの犠牲フライで1点を返し、1点差に迫った。
ＬＧはリュ・テッキョン、守護神ウ・ギュミンなどの継投で1点のリードを守りきり、引き分け1つはさんで4連勝となり、3位トゥサンとは0.5ゲーム差、2位ハンファとは1ゲーム差と波に乗ってきた。6回を無失点に抑え2006年まで在籍した古巣トゥサン相手に連勝したパク・ミョンファンは今季9勝目で、自身の連敗を3で止めた。ウ・ギュミンはセーブ王争いトップの21セーブ目。トゥサン打線はキム・サンヒョンの好投を見殺しにしてしまった。
[ファールフライをキャッチする1塁手チェ・ドンス。]
キア １−９ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チェ・ヒャンナム ４勝６敗 （セーブ）カブレラ １勝２敗１４Ｓ （敗）スコービー ２勝４敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ １８号
ロッテは1回裏キアの先発スコービーから3番チョン・ボミョン、5番カン・ミンホのタイムリーで2点を先制した。キアは4回表ロッテの先発チェ・ヒャンナムから4番チャン・ソンホのタイムリーで1点を返すが、ロッテは6回裏キアの2番手ロドリゲスから8番イ・ウォンソクへの押し出しの四球、9番リオスの内野ゴロの間に2点を追加した。
5連敗中でもう負けられない最下位キアは8回裏、守護神ハン・ギジュを登板させるがロッテは1番キム・ジュチャンのタイムリー、4番イ・デホの2005年4月以来2年ぶりとなる満塁本塁打で5点を奪い、とどめを刺した。チェ・ヒャンナムは7回を1失点と好投すると、チェ・デソン、カブレラの継投でキアに反撃を許さず、ロッテは今季初の4連勝を決めた。これでロッテは対キア戦8連勝。最下位キアは最近6連敗で、これから本格的な夏を迎えようというのに泥沼の連敗地獄から抜けられそうもない。
