示範競技(シボムキョンギ、オープン戦)開幕を翌日に控えたキアとＳＫは16日、キアの本拠地・光州(クァンジュ)で練習試合を行った。ＳＫは1回表、今季に復活をかけるキアの先発イ・デジンから、パク・チェサンのタイムリーなどで3点を先制する。だがキアもその裏ＳＫの先発左腕キム・ヨンスから新外国人サットンのタイムリーなどで3点を奪い同点に追いつくと、2回裏主軸のチャン・ソンホのタイムリーで5−3と逆転する。キム・ヨンスは2回持たず2番手の高卒新人ウィ・デハンに交代した。
ＳＫは3回表イ・デジンからパク・チェホンの本塁打とパク・キョンワンのタイムリーで、5−5の同点に追いつく。キアは6回裏ＳＫの3番手チェ・サンドクから1点を勝ち越すが、ＳＫは7回表キアの3番手イム・ジュンヒョクからパク・チェサンのこの試合2本目のタイムリーで7−6と逆転する。この回ＳＫはチェ・ジョンの3ランなどで合計6点を奪い、大きくリードした。
キアは8回裏ＳＫの4番手イ・ハンジンから1点を返すが、ＳＫが13安打と打線が爆発し、11−7で勝利し示範競技開幕に弾みをつけた。ＳＫでは外野のレギュラー争いをする若手のパク・チェサンが3打点、キム・ガンミンが3安打、内野のレギュラーを狙う若手のパク・チョングォンが2安打と、レギュラー定着へ大きくアピールした。パク・チェホン、パク・キョンワンらのベテラン勢も活躍して、健在ぶりを見せ付けた。キアも10安打7得点だった。
両チームは17日に光州で示範競技開幕戦を行う。ＳＫはキャンプから話題を集める大型高卒新人左腕キム・グァンヒョンが、キアは韓国人エースの右腕キム・ジヌが先発予定。
（文責：ふるりん）
