日本・沖縄県恩納村でキャンプ中のサムソンは2日、日本プロ野球・東京ヤクルトと1日に続いて2日連続で相手のキャンプ先の浦添市民球場で練習試合を行った。1日は東京ヤクルトが8−0でサムソンに勝利している。両チームともに投打の主力選手が多く出場した。
サムソンは3回表東京ヤクルトの先発石井一久からチョ・ドンチャンのタイムリーで1点を先制するが、東京ヤクルトはその裏サムソンの先発ブラウン(元阪神)から宮出の犠牲フライで1−1の同点に追いつく。東京ヤクルトは5回裏サムソンの2番手の左腕チョン・ビョンホから青木、宮出のタイムリーで2点を勝ち越すと、7回裏にもサムソンの4番手チョ・ヒョングンから1点を追加した。5番手の中継ぎの柱クォン・オジュンは8回裏に登板し三者凡退に抑えたが、サムソンは高津、グライシンガー(元キアのグレイシンガー)、高卒新人増渕、館山などの継投に反撃のチャンスを抑えられ、4−1で敗れた。サムソンは2日も1日に続いて4安打に抑えられ、日本プロ野球相手だったとはいえ、3連覇への大きな課題となっている打線の弱さが改めて露呈された。
