DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  日本プロ野球・中日と練習試合

 日本・沖縄県でキャンプ中のサムソンは18日、日本プロ野球・中日と相手のキャンプ先の北谷(ちゃたん)総合公園野球場で練習試合を行った。サムソンは17日の練習試合と比べ主力選手はあまり出場せず、中日は2軍の若手主体で、LGから移籍したイ・ビョンギュは出場しなかったどころか、ベンチ入りもしていなかった。
 サムソンの先発は今季復活が期待されるかつてのエースのサイドハンド右腕、イム・チャンヨンだった。中日は2回裏イム・チャンヨンから中村公一のタイムリーなどで2点を先制し、イム・チャンヨンは3回2失点で降板し、四死球を出しボークも取られるなど、決してよい内容ではなかった。サムソン打線は中日の先発長峰、2番手石井に抑えられてしまう。中日は6回裏、サムソンの4番手の若手キム・サンスから柳田のタイムリー、中村公治の2ランで5−0とリードを広げる。
 サムソンは中日の4番手鈴木、5番手久本と1軍で実績のある投手に抑えられ、5−0で敗れた。サムソン打線はわずか3安打しか打てず、相手投手が四球で与えたチャンスを生かすことはできなかった。投手では2番手キム・ギテが1回を、6番手の左腕チャ・ウチャンが2回を無失点に抑え、2人の若手が1軍定着をアピールした。