ハンファは5日、昨季終了後FA(自由契約選手)の権利を得ながら行使せず残留したチョン・ミンチョル(34)と、契約期間2年、契約金3億ウォン(約3810万円)、年俸2億6000万ウォン(約3300万円)、オプション4000万ウォン(約510万円)の最大総額9億ウォン(約1億1420万円)で再契約した。チョン・ミンチョルは高校卒業後の1992年ピングレ(現ハンファ)に入団し、99年ハンファが韓国シリーズに初優勝するまで8年連続2ケタ勝利をあげた。1994年には最優秀防御率のタイトルも獲得した。2000年から01年まで日本プロ野球・読売に在籍したが、十分な活躍をすることはできなかった。日本でのプロ2年間の通算成績は、12試合に出場、3勝2敗、防御率4.70。
2002年からハンファに復帰し、故障にも悩まされ04年には未勝利に終わり以前ほどの活躍はできていない。昨季は25試合に出場、7勝13敗、防御率3.93の成績で、決して満足の行く成績ではなかったが、ポストシーズンでは現代とのプレーオフ第2戦に先発し勝利投手となり、チームの韓国シリーズ進出に貢献した。決して投手陣の層が厚いとは言えないハンファにおいて、今季もチョン・ミンチョルはまだまだ先発投手陣の柱の一人として活躍が期待される。韓国でのプロ13年間の通算成績は、334試合に出場、143勝107敗10S、防御率3.36。
