トゥサンは2日、昨季チームの先発投手陣の柱として活躍したダニエル・リオス(34)、マット・ランデル(29、元読売)とそれぞれ今季の契約を結んだ。リオスは昨季より5万ドル(約590万円)増の契約金15万ドル(約1780万円)、年俸20万ドル(約2380万円)の総額35万ドル(約4160万円)、ランデルは6万ドル(約710万円)増の契約金8万ドル(約950万円)、年俸23万ドル(約2730万円)の総額31万ドル(約3680万円)でそれぞれ契約した。2人は今季もパク・ミョンファンが抜けたトゥサンの先発投手陣の柱として活躍が期待されている。
リオスは2002年キアへ入団し、04年には17勝をあげ最多勝のタイトルを取るなど活躍を続けてきた。05年7月成績不振によりトゥサンへトレードされたが活躍を続け、昨季は12勝16敗、防御率2.90の成績を残し、外国人投手としては史上初の5年連続2けた勝利を記録した。外国人投手が韓国で6年目のシーズンを迎えたのも史上初で、外国人投手の通算最多勝記録の保持者でもある。韓国での通算成績は182試合に出場、68勝54敗、防御率3.23。
ランデルは大学を中退し、1999−2000年まで日本プロ野球・福岡ダイエーでプレーした後アメリカへ帰国したが、再来日し2003−04年まで読売に在籍した。日本での通算成績は28試合に出場、4勝3敗、防御率5.84。05年トゥサンへ移籍し12勝をあげると、昨季は16勝8敗、防御率2.95の成績を残し、チーム最多勝となった。通算成績は59試合に出場、28勝15敗、防御率3.08。
(文責:ふるりん)