今季終了後FA(自由契約選手)を行使し、前所属先のLGと交渉が決裂し海外進出が噂されていた韓国球界を代表する外野手イ・ビョンギュ(32)の日本プロ野球・中日入団が決まった。イ・ビョンギュの代理人チョン・スンファン氏が中日との契約が合意に達した、と明らかにした。
イ・ビョンギュには11月KBO(韓国野球委員会)にNPB(日本プロ野球機構)から身分照会があり、日本プロ野球の球団との交渉が進められてきた(11月20日付記事参照、通算成績もそちらに記載)。契約金、年俸などは明らかにされていないが、日本のスポーツ紙によると2年契約、出来高払いも含めると総額4億円と報じられている。韓国人選手の中日入団はソン・ドンヨル(ヘテ、現サムソン監督、1996−99年)、イ・ジョンボム(1998−2001年、現キア)、イ・サンフン(1998−99年、登録名はサムソン・リー、引退)に続き4人目。入団会見は11日ソウルで行われる予定。
(文責:ふるりん)