SKは8日、来季の新外国人としてケニー・レイボーン投手(32)を獲得したと発表した。契約金は10万ドル(約1150万円)、年俸は20万ドル(約2310万円)。レイボーンは1997年米大リーグ・レッドソックスでプロ選手としてのキャリアをスタートし、マイナーリーグ通算181試合に出場、53勝29敗、防御率3.82を記録したが大リーグには昇格できなかった。
2005年には日本プロ野球・広島でプレーし、11試合に出場、3勝5敗、防御率5.06の成績を残した。今季は台湾プロ野球・La Newで活躍し、16勝5敗、防御率1.96と活躍しチームの台湾シリーズ初優勝に貢献した。11月のアジアシリーズでは北海道日本ハム戦に先発し、7回を無失点と好投したが惜しくもチームは2−1で逆転負けした。レイボーンは190cmを超える長身から投げ下ろされる150km/hに達するストレートとチェンジアップを駆使したピッチングが売り物の右投手で、左腕イ・スンホが手術を受け来季の登板が絶望視される中、先発投手不足に泣き今季6位に低迷したSKの救世主として期待される。
(文責:ふるりん)