先日キム・インシク監督と再契約したハンファは24日、来季のコーチングスタッフを発表した。特に注目されるのが、チェ・ドンウォン前投手コーチ(48)が2軍監督に就任した点だ。チェ・ドンウォンは今季投手コーチとして高卒新人三冠王リュ・ヒョンジンを育て、大いにその手腕が評価された。チェ・ドンウォン新2軍監督は現役時代ソン・ドンヨル(現サムソン監督)と並び称される投手として活躍し、1983年ロッテに入団し、84年には27勝をあげ最多勝投手となり、韓国シリーズでは1人で4勝をあげチームを優勝に導き、伝説の主人公となった。1989年サムソンへ移籍し、翌90年に引退した。引退後は2001年ハンファのコーチを1年つとめたのち、05年ハンファの投手コーチに復帰した。通算成績は248試合に出場、103勝74敗26S、防御率2.46。
なお、コーチ兼任で現役を続け、韓国シリーズ第5戦で一世一代の熱投を見せたが今季限りでの引退が決まっていたチ・ヨンギュ(37)は2軍投手コーチに専念することとなった。
(文責:ふるりん)