ロッテ ０−２ サムソン （大邱）
（勝）ペ・ヨンス ７勝８敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝２敗３７Ｓ （敗）チャン・ウォンジュン ５勝１０敗
（本塁打） サムソン ： カン・ボンギュ ４号
首位サムソンは２回裏ロッテの先発チャン・ウォンジュンからカン・ボンギュの本塁打で１点を先制すると、３回裏ヤン・ジュンヒョクの犠牲フライで１点を追加した。サムソンはその後追加点を奪えなかったが、先発ペ・ヨンスは７回を無失点に抑える。８回はクォン・オジュン、９回は守護神オ・スンファンと万全の継投でサムソンがロッテ打線相手に完封勝利した。今季不振でなかなか勝てなかったエースのペ・ヨンスはようやっと７勝目。オ・スンファンはセーブ王争い独走の37セーブ目。ロッテは３番ホセ、４番イ・デホと２人の主砲がそろって無安打ではどうしようもなかった。
現代 ６−２ ハンファ （大田）
（勝）ソン・スンナク ６勝３敗 （敗）キム・ペンマン １勝２敗
（本塁打） 現代 ： サットン １３号
２位攻防戦第２ラウンドは、第１戦に敗れ３位に転落したハンファが１回裏現代の先発ソン・スンナクからキム・テギュンの犠牲フライで１点を先制する。２位に浮上した現代は４回表ハンファの先発キム・ペンマンからイ・テックンのタイムリーで同点にすると、サットンの３ランで４−１と逆転する。ハンファはその裏イ・ボムホのタイムリーで４−２と２点差にした。だが現代は６回表ハンファの２番手アン・ヨンミョンからキム・ドンスの犠牲フライで１点、７回表にも１点を追加しリードを広げた。ソン・スンナクは８回途中まで２失点に抑えると、その後は新人イ・ヒョンスン、ソン・シニョンの継投でハンファの反撃を断ち、現代が２位攻防戦に連勝し、最近３連勝で３位ハンファとのゲーム差を1.5に広げた。故障でしばらく戦線離脱していたソン・スンナクは5月17日以来約３ヶ月ぶりの６勝目をあげた。
キア ５−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チョン・ビョンドゥ ５勝６敗 （セーブ）ユン・ソンミン ４勝３敗１１Ｓ （敗）シム・スチャン ９勝５敗
（本塁打） キア ： チョ・ギョンファン ３号
キアは１回表ＬＧの先発シム・スチャンから相手のエラーとイ・ヒョンゴンのタイムリーで２点を先制し、４回表チョ・ギョンファンの２ランでリードを広げる。４連敗中の最下位ＬＧは４回裏、キアの先発チョン・ビョンドゥの暴投とチェ・ギルソンのタイムリーで２点を返す。キアは６回表キム・サンフンのタイムリーで１点を追加した。チョン・ビョンドゥは５回で降板すると、キアの２番手の大型高卒新人ハン・ギジュは８回途中までのロングリリーフで好投しＬＧに反撃を許さない。その後は新守護神ユン・ソンミンが抑え、キアが若手投手３人の好投でＬＧに快勝した。５番イ・ヒョンゴンが４安打で勝利に貢献した。一方最下位ＬＧは５連敗で上昇の兆しがまったく見られない。
トゥサン ２−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チェ・ビョンニョン ５勝５敗 （セーブ）カブレラ １勝２敗１２Ｓ （敗）イ・ヘェチョン ４勝５敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク ８号
５位攻防戦第２ラウンドは、22日の第１戦で勝利し５位に浮上したＳＫが１回裏相手のエラーで１点を先制する。トゥサンは２回表ＳＫの先発チェ・ビョンニョンからチェ・ジュンソクの本塁打で同点とする。ＳＫは３回裏トゥサンの先発イ・ヘェチョンからパク・チェホンのタイムリーで１点を勝ち越すが、トゥサンも５回表ナ・ジュファンのタイムリーで２−２の同点とする。ＳＫは５回裏パク・チェホンの犠牲フライで１点を勝ち越すと、７回裏パク・チェホンのこの試合２本目のタイムリーで１点を追加した。チェ・ビョンニョンは７回途中まで２失点に抑えると、その後はチョン・ウラム、新守護神カブレラがトゥサンの反撃を何とか抑え勝利し、６位トゥサンとのゲーム差を1.5に広げた。パク・チェホンが３打点、１番チョン・グヌが３盗塁で勝利に貢献した。この試合もわずか５安打に終わったトゥサンは相変わらずの貧打に泣いた。
