DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン、ヤン・ジュンヒョクの12年ぶりの代打本塁打で快勝

 キア−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
サムソン 9−2 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ヒョンジク 1勝  (敗)チョン・ジェフン 1勝3敗27S
本塁打) サムソン : ヤン・ジュンヒョク 11号   トゥサン : ホン・ソンフン 7号
 首位サムソンは3回表トゥサンの先発イ・ヘェチョンからチョ・ドンチャンのタイムリーで1点を先制する。 サムソンの先発の新人チョン・ホンジュンに5回まで抑えられていたトゥサン打線は6回裏、サムソンの2番手クォン・オジュンからホン・ソンフンの本塁打で1−1の同点とすると、7回裏3番手オ・サンミンからチャン・ウォンジンのタイムリーで2−1と逆転する。トゥサンは8回表同点のピンチを招くと守護神チョン・ジェフンを投入するが、パク・チンマンの犠牲フライで同点とされると、この日は先発出場しなかった主砲ヤン・ジュンヒョクが代打で登場し、1994年以来12年ぶりとなる代打本塁打で5−2と逆転する。
  サムソンは9回表トゥサンの4番手キム・ドギュン、5番手キム・ソンベからパク・ハニ、キム・ハンス、パク・チンマンのタイムリーで4点を追加しダメを押した。7回途中からは4番手チェ・ヒョンジクがトゥサン打線を抑え、首位サムソンが3連勝で2位現代とのゲーム差を7.5に広げ首位を独走している。敗れたトゥサンは現代に勝利したSKに抜かれ2日で6位に転落。




SK 5−2 現代  (水原)
(勝)ユン・ギルヒョン 5勝8敗1S  (セーブ)カブレラ 1勝2敗9S   (敗)チャン・ウォンサム 9勝8敗
本塁打) SK : パク・キョンワン 10号  現代 : イ・スンヨン 7号
 2位現代は2回裏SKの先発ユン・ギルヒョンからカン・グィテのタイムリーで1点を先制すると、4回裏イ・スンヨンの本塁打で1点を追加する。現代の先発の新人チャン・ウォンサムに抑えられていたSKは7回表キム・ガンミンのタイムリーで1点を返すと、この回代わった2番手シン・チョリンからパク・チェホンのタイムリーと、パク・キョンワンの2ランで5−2と逆転する。通算262本塁打の強打の捕手パク・キョンワンは14年連続で2ケタ本塁打を達成した。ユン・ギルヒョンは7回途中まで2失点に抑え降板すると、その後はチョン・ウラム、カブレラなどの継投で現代の反撃を断ちSKが勝利し、サムソンに敗れたトゥサンに代わって2日で5位に浮上。敗れた現代は首位サムソンとのゲーム差が8.5に広がってしまった。
 


LG 4−5 ハンファ  (大田)
(勝)チャ・ミョンジュ 3勝  (セーブ)ク・デソン 1勝4敗29S (敗)カーライル 1勝2敗2S
本塁打) LG : パク・キナム 3号
 ハンファは1回裏LGの先発シム・スチャンからデービスのタイムリーで2点を先制し、5回裏イ・ボムホの内野ゴロの間に3塁走者が帰り1点を追加した。LGは6回表ハンファの先発で15勝をあげている高卒新人リュ・ヒョンジンからパク・キナムの本塁打で1点を返すと、代わった3番手クォン・ジュンホンからチョン・ウィユンとパク・ピョンホのタイムリーで4−3と逆転する。だがハンファは7回裏LGの3番手カーライル(元阪神)からイ・ボムホの内野ゴロの間に3塁走者が帰り同点とすると、ペク・チェホのタイムリーで逆転した。7回途中からチャ・ミョンジュ、キム・ヘニム、守護神ク・デソン(元オリックス)の継投でLGの反撃を断ったハンファが勝利し、5連敗から脱出したあと3連勝となった。