トゥサン 14−1 サムソン (大邱)
(勝)イ・ヒェチョン 3勝2敗 (敗)ペ・ヨンス 7勝4敗
(本塁打) トゥサン : チャン・ウォンジン 3号、キム・ドンジュ 9号
トゥサンは1回表、サムソンの先発ペ・ヨンスからチャン・ウォンジンの本塁打で1点を先制すると、4回表にはソン・シホンのタイムリーで2点を追加する。サムソンは4回裏、トゥサンの先発イ・ヒェチョンからカン・ドンウのタイムリーで1点を返すが、トゥサンはすかさず5回表サムソンの2番手パク・ソクチンからキム・ドンジュの本塁打で1点を追加する。
トゥサンは8回表にもキム・ドンジュのタイムリーなどで3点を追加すると、9回表には打者一巡の猛攻で7点を奪う。トゥサンは6回以降キム・ソンベ、イ・ジェウ、イ・ウォニらの継投でサムソンの反撃を断ち、首位攻防戦第1ラウンドは2位トゥサンが今季最多の14得点で大勝し、首位サムソンとのゲーム差を4.5に縮めた。
ハンファ 9−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チェ・ヨンピル 3勝2敗 (セーブ)オ・ボンオク 1勝1敗2S (敗)イ・サンモク 1敗
(本塁打) ハンファ : キム・テギュン 9,10号
ハンファは1回表、ロッテの先発イ・サンモクから韓国人選手としては史上初となるキム・テギュンの2試合連続の満塁本塁打で4点を先制すると、3回表にはキム・テギュンのタイムリーで1点を追加する。(2試合連続満塁本塁打は1999年、ロッテのホセが記録)さらに6回表、ハンファはロッテの2番手チョ・ジョンフンから新外国人ブリトーとSKから移籍してきたチョ・ウォヌのタイムリーで2点を追加する。さらに9回表、キム・テギュンの本塁打などでさらに2点を奪う。
ハンファの先発チェ・ヨンピルは6回を1安打無失点に抑えると、2番手オ・ボンオクは7回から9回までを1失点に抑え、ハンファが4連勝を飾った。ハンファは勝率5割まであと1つとなった。今季初先発のイ・サンモクはおととしまで在籍した古巣相手に黒星を喫した。キム・テギュンは満塁本塁打を含む6打点と大爆発。
現代 4−5 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ジェボク 2勝4S (敗)ソン・シニョン 3敗
(本塁打) LG : チェ・ドンス 1号
LGは5回裏、現代の先発オ・ジェヨンからチェ・ドンスの本塁打で1点を先制する。LGは先発のキム・ミンギがアクシデントで1死も取れず交代するが、2番手のリュ・テッキョンが6回途中まで無失点と好投する。だが7回表、現代はLGの3番手ソン・ヒョヌからチャンスを作ると、まず相手のエラーで1−1の同点とし、サットンのタイムリーで2点を勝ち越す。
逆転されたLGは7回裏、現代の2番手ファン・ドゥソンからパク・ヨンテクのタイムリーで1点を返すと、相手のエラーなどで2点を奪い4−3と逆転する。しかし9回表、現代はLGの6番手チョン・ジェボクからサットンのタイムリーで4−4の同点とし、試合は延長に突入する。そして10回裏、LGは現代の6番手ソン・シニョンからキム・ウソクが死球で出塁すると、続くチョ・インソンがバントで2塁に進めサヨナラ勝ちのチャンスを作る。現代はここで守護神チョ・ヨンジュンを投入するが、ハン・ギュシクがタイムリーを打ちLGがサヨナラ勝ちを収めた。
キア 5−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)ブランク 2勝 (敗)シン・スンヒョン 4勝5敗
(本塁打) キア : シム・ジェハク 8号 SK : イ・ホジュン 6号
キアは4回表、SKの先発シン・スンヒョンからシム・ジェハクの本塁打で1点を先制すると、7回表にはイ・ジョンボム(元中日)やマ・ヘヨンのタイムリーなどで4点を追加する。SKは7回裏、キアの先発で先週の韓国初登板で初勝利をあげた新外国人ブランクからイ・ホジュンの2試合連続本塁打で1点を返すと、9回裏にはキアの2番手ユン・ソンミンから2点を返す。だが最下位キアが何とか逃げ切り、7位SKとの差を0.5に縮め最下位脱出に希望をつないだ。