サムソン 5−2 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)パク・ソクチン 2勝 (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗29S (敗)チュ・ヒョングァン 1勝4敗
(本塁打) ロッテ : カン・ミンホ 4号、マイロー 12号
ロッテは2回裏首位サムソンの先発ペ・ヨンスからカン・ミンホの本塁打で1点を先制すると、6回裏マイローの本塁打で1点を追加する。ロッテの先発イ・サンモクは6回までサムソンを無得点に抑えていたが、7回表ピンチを招いて降板すると代わった2番手パク・ソクチンがヤン・ジュンヒョクに満塁の場面で走者一掃のタイムリー2塁打を打たれ、3−2と逆転される。サムソンは9回表ロッテの5番手カ・ドゥギョムからパク・チョンホのタイムリーで2点を追加し、最後は守護神オ・スンファンが抑え逆転勝ちし、3連勝で首位を独走している。6回途中から7回途中まで投げたサムソンの2番手パク・ソクチンが幸運な今季2勝目をあげた。
LG 4−2 現代 (水原)
(勝)シム・スチャン 7勝3敗 (セーブ)ウ・ギュミン 3勝3敗6S (敗)キャラウェイ 7勝5敗
(本塁打) 現代 : イ・テックン 9号、チョン・グンピョ 2号
2位現代は1回裏最下位LGの先発シム・スチャンからイ・テックンの本塁打で1点を先制する。LGは4回表現代の先発キャラウェイからマ・ヘヨンのタイムリーで同点とすると、5回表オ・テグンとパク・ヨンテクのタイムリーなどで3点を勝ち越し逆転する。シム・スチャンは6回を1失点に抑えると、その後はカーライル(元阪神)、キム・ジェヒョンの中継ぎ陣が現代に反撃を許さなかった。現代は9回裏LGの抑えウ・ギュミンからチョン・グンピョの本塁打で1点を返すが、反撃もここまでだった。
22日のオールスター戦に監督推薦で初出場するシム・スチャンは自身5連勝となる今季7勝目をあげ、プロ3年目にしてLG投手陣の柱になりつつある。一方本塁打2本だけの得点と打線がつながらず敗れた現代は、ハンファとトゥサンに抜かれ2位とは1ゲーム差、3位とは0.5ゲーム差ながら4位に転落した。
SK 0−5 ハンファ (大田)
(勝)リュ・ヒョンジン 12勝3敗 (敗)ユン・ギルヒョン 3勝7敗1S
3位ハンファは2回裏SKのショートのイ・デスがエラーし1点を先制すると、先発リュ・ヒョンジンは5回を無失点に抑えた。6回以降はヤン・フン、イム・ジェチョン、アン・ヨンミョンなど若手投手陣による継投に出て、7回裏SKの3番手オム・ジョンウクと4番手チョン・デヒョンからキム・ミンジェ、コリアー、デービス、キム・テギュンのタイムリーで4点を追加した。終盤はクォン・ジュンホン、キム・ヘニムがSKの反撃を断ち6人の投手による完封リレーでハンファが勝利し、現代を抜き2位に浮上した。高卒新人リュ・ヒョンジンは12勝目をあげ、最多勝、防御率(2.17)、奪三振(127個)の投手3部門でトップを守った。この試合も投打ともに精彩を欠いていたSKは4連敗。
キア 0−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ヘェチョン 4勝2敗 (セーブ)チョン・ジェフン 1勝2敗25S (敗)チャン・ムンソク 1勝1敗15S
序盤からキアの先発で抑えから転向したチャン・ムンソク、トゥサンの先発イ・ヘェチョンによる投げ合いが続き、両チームは3回まで無得点が続いた。トゥサンは4回裏ソン・シホンのタイムリーにより1点を先制する。イ・ヘェチョンは8回途中で降板し、その後はキム・スンフェ、最後は守護神オ・スンファンが抑えトゥサンが完封リレーで勝利し、敗れた現代に代わって3位に浮上した。5位キアの連勝は4でストップ。