サムソン ４−１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ハリッカラ ８勝４敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝１敗２８Ｓ （敗）セラーノ １勝２敗
（本塁打） サムソン ： チョ・ドンチャン ４号
対ＳＫ戦10連勝中の首位サムソンは４回表、ＳＫの先発セラーノからチョ・ドンチャンの３ランで先制し、先発ハリッカラも６回を無失点に抑えた。その後なかなか追加点を奪えなかったが、８回表ＳＫの３番手コ・ヒョジュンからチン・ガビョンのタイムリーで１点を追加した。ＳＫは９回裏サムソンの守護神クォン・オジュンから代打チョ・ジュングンの犠牲フライで１点を返し完封負けを免れるのがやっとで、首位サムソンは対ＳＫ戦の連勝を11に伸ばした。さらに2位ハンファが敗れゲーム差が6.5に広がったため、オールスター前での首位折り返しが確定した。
決勝３ランを打ったチョ・ドンチャンは今季期待されながら怪我と不調で２軍落ちまで経験したが、最近好調でオールスター戦に３塁手のファン投票選出で出場することとなり、今後に弾みをつける一発となった。ハリッカラは先発陣としては最多の８勝目をあげた。一方３連敗となったＳＫは７位ロッテとゲーム差なしで並ばれ、最下位が近づいてきた。
現代 １−７ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ランデル １０勝３敗 （敗）チャン・ウォンサム ７勝７敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク ７号、アン・ギョンヒョン １２号
トゥサンは１回裏現代の先発チャン・ウォンサムから４番に定着したチェ・ジュンソクの２ランで先制する。現代は６回表トゥサンの先発ランデル（元読売）からホン・ウォンギのタイムリーで１点を返すが、トゥサンはその裏アン・ギョンヒョンの２ランで４-１とリードを広げた。さらに７回裏現代の２番手ファン・ドゥソンからイム・ジェチョルとソン・シホンのタイムリーなどで３点を追加した。トゥサンはキム・スンフェ、クム・ミンチョル、ソ・ドンファンの継投で現代に反撃を許さず勝利した。ランデルは２年連続の２ケタ勝利を達成。敗れた２位現代と４位トゥサンとのゲーム差は１に縮まり、独走する首位サムソンに挑戦する２位争いはますますし烈を極めている。
ハンファ １−５ ロッテ （馬山）
（勝）チャン・ウォンジュン ５勝５敗 （敗）ムン・ドンファン １０勝４敗１Ｓ
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ １６号
ロッテは２回裏ハンファの先発ムン・ドンファンからカン・ミンホとパク・ナムソプのタイムリーで２点を先制すると、４回裏チョン・ボミョンのタイムリーと相手のエラーで２点を追加した。さらに７回裏ハンファの２番手の新人イム・ジェチョンからイ・デホの本塁打王争い独走の16号本塁打で１点を追加した。ロッテの先発チャン・ウォンジュンは７回を無失点に抑えた。ハンファは９回表ロッテの２番手ノ・ジャンジンからイ・ドヒョンのタイムリーで１点を返すが、その後はチュ・ヒョングァンと守護神ナ・スンヒョンに抑えられ、ロッテが勝利し６位ＳＫとゲーム差なしで並んだ。一方チャンスを生かしきれず敗れた２位ハンファは、首位サムソンとのゲーム差が6.5に広がりその背中が見えなくなってきた。
ＬＧ ２−５ キア （光州）
（勝）チョン・ビョンドゥ ２勝４敗 （セーブ）ユン・ソンミン ３勝３敗４Ｓ （敗）イ・スンホ ６勝７敗
（本塁打） ＬＧ ： マ・ヘヨン ５号 キア ： チョ・ギョンファン １号
キアは１回裏ＬＧの先発イ・スンホの暴投で１点を先制し、５回裏先日入団したばかりのチョ・ギョンファンの移籍後初本塁打とチャン・ソンホの犠牲フライで２点、６回裏ＬＧの２番手チン・ピルジュンからイ・ヒョンゴンのタイムリーとチョ・ギョンファンのタイムリーで２点を追加した。キアの先発チョン・ビョンドゥは６回を無失点に抑えた。ＬＧは７回表キアの２番手イ・サンファからマ・ヘヨンの２ランで反撃するが、その後はパク・チョンテ、ユン・ソンミンの継投でキアが逃げ切った。
新外国人スコットやチョ・ギョンファンを獲得し巻き返しを図る５位キアは３連勝。なお先週不調のため２軍落ちしていたイ・ジョンボム（元中日）が９回の守備から途中出場した。一方最下位ＬＧは３連敗で７位ロッテとのゲーム差が４に広がってしまった。
