LG−キア(光州)、ハンファ−ロッテ(馬山)は雨天中止。
サムソン 5−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)ブラウン 5勝5敗 (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗27S (敗)チェ・ビョンニョン 1勝4敗
(本塁打) SK : パク・キョンワン 8号
サムソンの先発ブラウン(元阪神)、SKの先発チェ・ビョンニョンの投手戦となり、5回まで両チーム無得点が続いた。サムソンは6回表パク・チンマンの犠牲フライで1点を先制し均衡を破ると、この回代わった2番手イ・ヨンウクからチョ・ドンチャンのタイムリーで2点を追加した。ブラウンは6回を無失点に抑え降板する。サムソンは8回表相手のエラーで1点を追加するが、SKもその裏サムソンの2番手イム・ドンギュからパク・キョンワンの本塁打で1点を返す。サムソンは8回途中から守護神オ・スンファンを投入するが、SKは9回裏キム・ジェヒョンのタイムリーとチェ・ジョンの犠牲フライで2点を返す。だが何とかサムソンが1点差で逃げ切り対SK戦の連勝を10に伸ばし、首位を独走し続けている。一方サムソンに今季わずか1勝しかしていないSKは6位に低迷している。
現代 10−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)キム・スギョン 1勝3敗1S (敗)リオス 6勝7敗
(本塁打) 現代 : イ・テックン 8号
現代は4回表トゥサンの先発リオスからイ・テックンの本塁打で1点を先制するが、その裏トゥサンは現代の先発キム・スギョンからソン・シホンのタイムリーで同点に追いつく。現代は7回表カン・ビョンシクの2点タイムリーで勝ち越すと、チョン・ジュンホのタイムリーでリオスをノックアウトする。さらにこの回代わったトゥサンの2番手キム・ミョンジェ、3番手の新人ウォン・ヨンモクからチョン・ソンフンの犠牲フライなどで2点を追加し、6−1とリードを広げた。
現代は8回表トゥサンの4番手チョ・ヒョングンから代打ユ・ハンジュンやサットンのタイムリーなどで4点を追加した。キム・スギョンは6回を1失点で降板すると、7回以降はシン・チョリンとイ・ボグンの継投でトゥサンに反撃を許さず、現代が大勝しゲーム差なしで並んでいたがこの日試合が雨天中止となかったハンファに0,5ゲーム差をつけ2位に浮上した。1998年には新人王にも輝き、先発の柱の一人として現代の優勝に何度も貢献したキム・スギョンは、今季は肩の故障で出遅れ昨年6月以来1年ぶりの勝ち星をあげた。一方リオスが突如崩れてしまい負けてしまったトゥサンは、3位ハンファとのゲーム差が1.5に広がり上位争いから一歩後退した。