サムソン−ハンファ(大田)は雨天中止。現代−キア(光州)は2回終了時点で降雨によりノーゲーム。
トゥサン 4−7 SK (仁川・文鶴)
(勝)ソン・ウンボム 4勝3敗 (セーブ)カブレラ 1S (敗)パク・ミョンファン 7勝6敗
(本塁打) SK : チェ・ジョン 6号
SKは1回裏トゥサンの先発パク・ミョンファンからチェ・ジョンの3ランで先制する。トゥサンは3回表SKの先発の新外国人セラーノからアン・ギョンヒョンとホン・ソンフンのタイムリーで3−3の同点にする。だがSKはその裏パク・ミョンファンからパク・キョンワンが押し出しの四球を選び勝ち越すと、パク・ミョンファンの暴投でさらに2点を追加し6−3とリードする。セラーノは4回途中で降板し、勝ち投手の権利は得られなかった。トゥサンは5回表SKの2番手ソン・ウンボムからチェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返すが、SKはその裏トゥサンの3番手キム・ミョンジェからパク・キョンワンの犠牲フライで1点を追加した。
その後SKは再三のピンチをチョン・ウラム、今季初登板となった速球王オム・ジョンウク、チョン・デヒョンの継投でしのぐ。トゥサンの最後の攻撃は1年ぶりにSKへ復帰した新外国人カブレラがピンチを招きながらも抑え、SKがトゥサンに連勝し試合が降雨ノーゲームとなったキアとゲーム差なしの5位に浮上した。カブレラは去年4月以来のセーブ。トゥサンは先発パク・ミョンファンの乱調が誤算で終盤のチャンスを生かせず、SKは対照的に押し出しの四球などで確実にチャンスをものにした。
ロッテ 3−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)シム・スチャン 6勝3敗 (セーブ)ウ・ギュミン 3勝3敗5S (敗)ヨム・ジョンソク 3勝7敗
(本塁打) ロッテ : マイロー 11号
最下位LGは1回裏7位ロッテの先発ヨム・ジョンソクからパク・ヨンテクとチェ・ギルソンのタイムリーで2点を先制する。ロッテは2回表LGの先発シム・スチャンからマイローの本塁打で1点を返すと、3回表パク・キヒョクのタイムリーで2−2の同点とする。LGは5回裏ヨム・ジョンソクからチャンスを作ると、代わった2番手チュ・ヒョングァンからパク・ヨンテクが押し出しの四球を選び1点を勝ち越すと、さらに代わった3番手チェ・デソンからチェ・ギルソンも押し出しの四球を選び1点を追加した。
ロッテは8回表LGの3番手ウ・ギュミンからソン・インホのタイムリーで1点を返すが、その後は抑えに定着しつつあるウ・ギュミンに抑えられ、LGが勝ち7位ロッテとのゲーム差を1.5に縮めた。今季は先発ローテーション入りしたシム・スチャンは6勝目。