サムソン ０−５ ハンファ （大田）
（勝）リュ・ヒョンジン １１勝３敗 （敗）ペ・ヨンス ４勝６敗
４位ハンファは４回表首位サムソンの先発ペ・ヨンスからキム・テギュンの犠牲フライで１点を先制する。ハンファの先発リュ・ヒョンジンはサムソン打線を高卒新人とは思えない堂々たる投球で抑えていく。ハンファは８回表サムソンの２番手クォン・オジュンから新人ヨン・ギョンフムとキム・ミンジェのタイムリーなどで４点を追加する。リュ・ヒョンジンはサムソン打線をわずか５安打に抑え、９奪三振を記録し自身初の完封勝利でハンファを勝利に導き、最多勝（11勝）、防御率（2.26）、奪三振（123個）と投手３部門トップの座を守った。勝ったハンファはＳＫに敗れたトゥサンに代わって３位に浮上。サムソンのエースのペ・ヨンスも７回１失点と好投したが、相手が悪かった。
トゥサン ８−９ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ヨンウク ３勝３敗 （セーブ）チョン・デヒョン ４勝１敗１３Ｓ （敗）チョン・ジェフン １勝２敗２３Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： キム・ジェヒョン ６号
３位トゥサンは１回表ＳＫの先発ユン・ギルヒョンからチェ・ジュンソクのタイムリーで１点を先制すると、５回表カン・ドンウの犠牲フライ、ソン・シホンとナ・ジュファンのタイムリーで４点を追加した。ＳＫは５回裏トゥサンの先発イ・ヘェチョンからキム・ガンミンのタイムリーとキム・ジェヒョンの犠牲フライで２点を返した。トゥサンは７回表ＳＫの２番手イ・ヨンウクからチェ・ジュンソクとホン・ソンフンのタイムリーで２点を追加し、７−２とリードを広げた。
ＳＫは７回裏トゥサンの２番手キム・スンフェからキム・ジェヒョンと代打パク・チェサンのタイムリーで３点を返し７−５と２点差に迫ると、８回裏同点のチャンスを作りすかさず登板したトゥサンの守護神チョン・ジェフンからキム・ジェヒョンが満塁本塁打を打ち９−７と逆転する。トゥサンは９回表相手のエラーで１点を返したが、最後はチョン・デヒョンに抑えられまさかの逆転負けを喫した。主将キム・ジェヒョンはチームの９得点中７打点を記録し、今季一番の活躍だった。一方逆転満塁本塁打を打たれたチョン・ジェフンの連続セーブ記録は15で止まり、トゥサンも激しい順位争いの中再び４位へ転落した。
現代 ６−５ キア （光州）
（勝）チャン・ウォンサム ７勝４敗 （セーブ）パク・チュンス ３勝３敗２０Ｓ （敗）チョン・ビョンドゥ １勝４敗
（本塁打） 現代 ： サットン ８号
２位現代は１回表キアの先発チョン・ビョンドゥからチョン・ソンフンの犠牲フライで１点を先制すると、３回表イ・テックンのタイムリーなどで２点を追加した。５回表にはキアの２番手イ・サンファからサットンの本塁打で２点、８回表にはキアの４番手イム・ジュンヒョクからキム・ドンスのタイムリーで１点を追加し、６−０とリードを広げた。現代の先発で新人チャン・ウォンサム派８回を無失点に抑えた。
キアは９回裏現代の２番手ファン・ドゥソン、３番手の新人イ・ヒョンスンからイ・ヨンギュへの押し出しの四球やチャン・ソンホのタイムリーなどで４点を返す。さらに代わった守護神パク・チュンスから代打キム・ミンチョルのタイムリーで６−５と１点差に迫るが、反撃もここまでだった。現代はハンファに敗れた首位サムソンとのゲーム差を５に縮め、３位ハンファと0.5ゲーム差の２位の座も守った。開幕から先発ローテーションの座を守る新人チャン・ウォンサムは早くも７勝目で、チームの優勝争いに大きく貢献している。
ロッテ ５−０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・サンモク ５勝３敗 （敗）イ・スンホ ６勝６敗
最下位攻防戦となったこの対決は、７位ロッテが５回表最下位ＬＧの先発イ・スンホからチョン・ボミョンのタイムリーで２点を先制すると、この回相手のエラーや新人ファン・ソンユンのプロ初打点となるタイムリー、ソン・インホのタイムリーで合計５点を奪う。その後ロッテ打線はシン・ユノやシン・ジェウンらＬＧのリリーフ陣から追加点を奪えなかったが、ロッテの先発でベテランのイ・サンモクは８回途中まで無得点に抑えていく。８回表のピンチからロッテは２番手チュ・ヒョングァンをマウンドに送り、結局完封リレーでＬＧに勝利しゲーム差を2.5に広げた。ＬＧは４回表のイ・スンホの乱調と守備の乱れが誤算だった。
