ＳＫ ２−５ 現代 （水原）
（勝）ソン・シニョン ２勝１敗 （セーブ）パク・チュンス ２勝１１Ｓ （敗）キム・ウォンヒョン ４勝２敗
（本塁打） ＳＫ ： イ・ジニョン １号 現代 ： チョン・ソンフン ５号
８連勝中の首位現代は３回裏相手のエラーで１点を先制すると、先発キム・ウォンヒョンからチョン・ソンフンが３ランを放つ。４連敗中のＳＫは４回表現代の先発ソン・シニョンからイ・ジニョンの本塁打で１点、５回表チョン・グヌのタイムリーで１点を返し４−２とする。現代は６回裏チャ・ファジュンのタイムリーで１点を追加すると、６回以降はファン・ドゥソン、新人イ・ヒョンスン、新守護神パク・チュンスのリレーでＳＫに反撃を許さず、連勝を９に伸ばし首位を快走し続けている。現代は７安打で５得点と効率のよい攻撃で首位らしい戦いぶりだった。一方打線がつながらず、自慢の投手陣も調子が落ちてきた４位ＳＫは５連敗で、ついに勝率が５割ちょうどになってしまった。
ハンファ ６−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ソン・ジヌ ２勝２敗 （セーブ）ク・デソン １４Ｓ （敗）ソ・ドンファン １勝１敗
（本塁打） ハンファ ： キム・ミンジェ ２号
２位ハンファは１回表トゥサンの先発ソ・ドンファンからデービスの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を先制すると、２回表チョ・ウォヌのタイムリーで２点を追加しソ・ドンファンをノックアウトした。さらにこの回代わった２番手クム・ミンチョルからコ・ドンジンの犠牲フライで１点を追加した。ハンファは４回表デービスのタイムリーで１点を追加する。トゥサンはその裏ハンファの先発ソン・ジヌからソン・シホンのタイムリーや相手のエラーで２点を返し、５−２とする。
ハンファは６回表トゥサンの３番手キム・サンヒョンからキム・ミンジェの本塁打で１点を追加した。トゥサンは７回裏ハンファの２番手チェ・ヨンピルからロッテから移籍後初打点となったチェ・ジュンソクのタイムリーで２点を返す。だが反撃もここまでで最後は守護神ク・デソン（元オリックス）が抑え、ハンファが首位現代とのゲーム差1.5を守った。８回途中まで２失点に抑えたソン・ジヌは史上初の通算200勝まであと５勝と迫る195勝目をあげた。ク・デソンはセーブ王争い単独トップの14セーブ目。トゥサンは11安打を記録したが拙攻で４得点だけで、ソ・ドンファンの乱調も大誤算だった。
サムソン ０−１ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チャン・ウォンジュン １勝３敗 （セーブ）ソン・ミンハン ３勝１敗１Ｓ （敗）ペ・ヨンス １勝４敗
試合はサムソンの先発でエースのペ・ヨンス、６連敗中の最下位ロッテの先発チャン・ウォンジュンによる白熱した投手戦となる。サムソンはチャン・ウォンジュンから何度か先制点のチャンスを作るが、ものにできなかった。試合の均衡が破れたのは７回裏だった。ペ・ヨンスからようやっとチャンスを作ると、パク・キヒョクのタイムリーで１点を先制する。そしてチャン・ウォンジュンは８回途中のピンチでマウンドをエースのソン・ミンハンに譲った。ソン・ミンハンはそのまま９回表までサムソンに得点を許さず、完封リレーで泥沼のチームの連敗をついに６で止めた。またこの試合で安打、打点などの通算記録を持つヤン・ジュンヒョク（サムソン）は８回表四球を選び、通算塁打を3172としチャン・ジョンフン（ハンファ、昨季限りで引退）の持つ通算記録と並んだ。
ＬＧ １−５ キア （光州）
（勝）キム・ジヌ ４勝２敗 （敗）チェ・ウォンホ １勝３敗
キアは１回裏ＬＧの二塁パク・キョンスのエラーで１点を先制すると、ＬＧは２回表キアの先発キム・ジヌからパク・キョンスが汚名返上のタイムリーで同点とする。キアは４回裏ＬＧの先発チェ・ウォンホからイ・ジェジュのタイムリーで１点を追加すると、５回裏チャン・ソンホとホン・セワンのタイムリーで３点を追加した。キム・ジヌは８回まで１失点に抑えると、最後はチョン・ウォンがＬＧの反撃を断ちキアが連敗を３で止めた。キアの韓国人エースのキム・ジヌは今季４勝目。
