現代 3−1 キア (光州)
(勝)チョン・ジュンホ 2勝1敗1S (セーブ)パク・チュンス 2勝9S (敗)グレイシンガー 2勝3敗
(本塁打) 現代 : ソン・ジマン 2号
首位現代は2回裏キアの先発グレイシンガーからソン・ジマンの本塁打で1点を先制すると、4回表キム・ドンス、5回表ユ・ハンジュンのタイムリーで1点ずつを追加する。現代の先発チョン・ジュンホは5回を無失点に抑えた。キアは7回裏現代の2番手ファン・ドゥソンからイ・ヨンギュのタイムリーでやっと1点を返すが、現代は8回途中から新守護神パク・チュンスを投入しキアの反撃を断ち連勝を5に伸ばし、首位をキープし20勝一番乗りを達成した。現代は13安打で3得点と効率の悪い攻撃だったが、投手陣の好投がそれをカバーした。なお、最近絶好調のイ・テックン(現代)が規定打席に達し、打率.422で首位打者となった。キアは大きな連敗もないが連勝もなく、勝率5割を行ったりきたりしている。
ハンファ 5−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)リュ・ヒョンジン 5勝1敗 (セーブ)ク・デソン 12S (敗)チェ・ビョンニョン 1勝1敗
(本塁打) ハンファ : デービス 6号 SK : キム・ジェヒョン 4号、ピッカリング 7号
2位ハンファは1回表SKの先発チェ・ビョンニョンからデービスの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制し、3回表コ・ドンジンのタイムリーで1点を追加する。SKは5回裏ハンファの先発リュ・ヒョンジンからイ・デスのタイムリーで2−2の同点に追いつく。ハンファは6回表イ・ボムホのタイムリーで2点を勝ち越すが、SKはその裏キム・ジェヒョンの本塁打で1点を返し、リュ・ヒョンジンはこの回途中で交代する。
ハンファは7回表デービスの本塁打で1点を追加するが、SKは8回裏ハンファの2番手チェ・ヨンピルから、ピッカリングの本塁打王争いトップタイとなる7号本塁打で1点差に迫る。だが8回途中から守護神ク・デソン(元オリックス)がランナーを出しながら1点のリードを守り、ハンファが4連勝で首位現代との0.5ゲーム差を守った。大型高卒新人リュ・ヒョンジンは早くも5勝目。ク・デソンはセーブ王争いトップタイの12セーブ目。接戦に競り負けク・デソンを攻略できなかったSKは4位に後退。
トゥサン 3−4 サムソン (大邱)
(勝)クォン・オジュン 4勝 (敗)キム・ミョンジェ 6敗
(本塁打) サムソン : ヤン・ジュンヒョク 6号
サムソンは1回裏トゥサンの先発リオスからヤン・ジュンヒョクの2ランで先制する。ヤン・ジュンヒョクはこれでチャン・ジョンフン(ハンファ、昨季で引退)を抜いて通算打点新記録となる1146打点を記録した。サムソンは3回裏リオスの悪送球で1点を追加した。トゥサンは5回表サムソンの先発ハリッカラからチョン・サンヨルのタイムリーで2点を返すと、7回表サムソンの2番手クォン・オジュンからソン・シホンのタイムリーで3−3の同点とする。サムソンは9回表トゥサンの2番手キム・ミョンジェからキム・ジョンフンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、SKに代わり3位に浮上した。8回、9回とトゥサンを無得点に抑えた中継ぎの軸クォン・オジュンが今季4勝目。接戦を落としたトゥサンは3連敗で、中継ぎで奮闘するキム・ミョンジェは不運にもすでに勝ち星なしの6敗目。
ロッテ 1−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ジェボク 2勝1敗 (セーブ)キム・ミンギ 1勝2敗3S (敗)ソン・ミンハン 3勝1敗
(本塁打) LG : アン・ジェマン 2号
試合はロッテのエースのソン・ミンハン、LGのチョン・ジェボクの両先発の投げあいとなり、5回まで無得点が続いた。LGは6回裏アン・ジェマンの2ランで均衡を破ると、7回裏相手のエラーやマ・ヘヨンのタイムリーで2点を追加した。チョン・ジェボクは8回途中で交代しロッテはこの回LGの2番手ウ・ギュミンからカン・ミンホの犠牲フライで1点を返すが、LGは最後キム・ミンギが相手に反撃を許さず勝利し、連敗を5で止め最下位ロッテに2.5ゲーム差をつけた。マ・ヘヨンは4安打でチームの勝利に貢献した。一方頼みのソン・ミンハンが打たれこの試合も5安打のみと得点力不足が深刻なロッテはこれで3連敗で、特にビジターゲームでは15連敗。