ＬＧ ４−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チョン・デヒョン ２勝２Ｓ （敗）チョン・ジェボク １敗
（本塁打） ＬＧ ： チョ・インソン １号
現在４連勝と絶好調の首位ＳＫは２回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムからイ・デスのタイムリーなどで２点を先制すると、４回裏チョ・ドンファのタイムリーなどで２点を追加する。ＬＧは５回表ＳＫの先発チェ・ビョンニョンからチョ・インソンの本塁打で１点を返すと、７回表チェ・ビョンニョンのエラーやアン・ジェマンの犠牲フライで４−４の同点に追いつく。ＳＫは６回以降ＬＧの２番手ソ・スンファや４番手リュ・テッキョンなどに抑えられ、試合はこのまま延長戦に入った。
両チームともに勝ち越しのチャンスはあったがものにできず、特にＬＧはＳＫの４番手で９回途中から投げ続けていたチョン・デヒョンから満塁のチャンスを作ったが勝ち越せなかった。するとＳＫは最後の攻撃となった12回裏、ＬＧの７番手チョン・ジェボクから満塁のチャンスを作るとイ・デスが押し出しの四球を選び、4時間21分に及ぶ激闘に決着をつけ連勝を５に伸ばした。ＬＧは３連敗でトゥサンと同率最下位に転落。イ・ビョンギュなど主軸打者の成績が軒並み悪いのが不振の原因。
サムソン １−５ ハンファ （大田）
（勝）リュ・ヒョンジン ２勝 （敗）チョン・ビョンホ ２敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ ２号、シン・ギョンヒョン １号
サムソンはこの試合から手術を受けた右肩の回復を待つため開幕１軍から外れたシム・ジョンスを４番指名打者として復帰させた。サムソンは１回裏ハンファの先発で12日のＬＧ戦でプロ初先発初勝利をあげた高卒ルーキーのリュ・ヒョンジンから、パク・チンマンのタイムリーで１点を先制する。ハンファは４回表サムソンの先発チョン・ビョンホからキム・インチョルのタイムリーとイ・ボムホの３ランで４−１と逆転すると、７回表サムソンの２番手チェ・ヒョンジクからシン・ギョンヒョンの本塁打で１点を追加する。
リュ・ヒョンジンは７回途中まで１失点に抑え降板すると、その後はソン・チャンシク、チェ・ヨンピルのリリーフでサムソンの反撃を断ち、ハンファが連敗を３で止め再び勝率５割以上を突破し、首位ＳＫを2.5ゲーム差で追撃した。リュ・ヒョンジンは早くも２勝目。貧打に泣くサムソンは期待のシム・ジョンスも無安打に終わり、わずか５安打に抑えられてしまった。
ロッテ ２−４ キア （光州）
（勝）グレイシンガー １勝 （敗）イ・ジョンフン １敗
（本塁打） ロッテ ： チェ・ジュンソク １号
ロッテの先発イ・サンモクは４回を投げ終えた時点で右肩の張りを訴え降板した。するとキアは５回裏ロッテの２番手イ・ジョンフンからチャンスを作り、ショートのイ・ウォンソクのエラーで１点を先制すると、６回裏イ・ジョンボム（元中日）とイ・ヨンギュのタイムリーで３点を追加した。キアの先発グレイシンガーは８回を無失点に抑える。ロッテは９回表キアの２番手チョン・ビョンドゥから代打チェ・ジュンソクの２ランで２点差とするが、反撃が遅かった。２年目の外国人投手グレイシンガーは今季初勝利。現在首位打者のイ・ヨンギュはこの試合も２安打で、チームの勝利に貢献した。ロッテはわずか３安打に抑えられてしまった。
現代 ７−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）オ・ジェヨン １勝 （敗）パク・ミョンファン １敗
現代は２回表トゥサンの先発パク・ミョンファンからプロ２年目の19歳チャ・ファジュンのプロ初打点となるタイムリーで１点を先制すると、この回キム・ドンスやチョン・スソンのタイムリーで合計４点を奪う。現代は６回表キム・ドンスのこの試合２本目のタイムリーでパク・ミョンファンをノックアウトすると、代わった２番手ソ・ドンファンからチェ・ジョングクのタイムリーとチョン・スソンの犠牲フライでこの回３点を追加する。現代の先発オ・ジェヨンはピンチを招きながらも６回までトゥサン打線を無得点に抑え、７回以降はソン・スンナク、シン・チョリン、イ・ドンハクなどの継投でトゥサンに反撃を許さず、完封リレーで３連勝した。オ・ジェヨンは昨季の不振から立ち直るきっかけとなるであろう今季初勝利。トゥサンはわずか５安打に抑えられ、ＬＧと同率最下位に転落。
