ＳＫ ４−１ ハンファ （大田）
（勝）キム・ウォンヒョン １勝 （セーブ）チョ・ウンチョン １Ｓ （敗）キム・ヘニム １敗
首位攻防第２ラウンドとなったこの試合は、３回裏ＳＫの先発キム・ウォンヒョンからキム・ミンジェの内野ゴロの間に３塁走者が生還し１点を取り、ホームのハンファが先手を取る。ＳＫは５回表ハンファの先発キム・ヘニムからパク・キョンワンのタイムリーで２−１と逆転する。ＳＫは７回表ハンファの４番手クォン・ジュンホンからチョ・ドンファの犠牲フライで１点を追加すると、９回表ハンファの５番手チェ・ヨンピルからチョ・ドンファのタイムリーで１点を奪いダメを押す。キム・ウォンヒョンは８回１死で四球を出したところで交代し、２番手チョ・ウンチョンがハンファの反撃を断ちＳＫがハンファに連勝し、３連勝で首位をキープした。ＳＫの新外国人塩谷（元オリックス）の連続試合打点は５で止まった。ハンファはわずか２安打に抑えられ、サムソンにも抜かれ３位に転落した。
サムソン １−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
この試合はトゥサンの先発でまだ19歳の若手でプロ２年目のキム・ミョンジェと、サムソンの先発ハリッカラの投手戦となり、両投手の力投でお互い６回まで無得点が続いた。先手を取ったのはサムソンで、７回表トゥサンの３番手キム・サンヒョンからチョ・ヨンフンのタイムリーで１点を先制する。サムソンは１−０で迎えた９回裏、満を持して守護神オ・スンファンを投入するが連打で無死１，３塁のピンチを迎える。ここでトゥサンはチャン・ウォンジンの併殺打の間に３塁走者が生還し１−１の同点に追いつく。試合はこのまま延長に突入し、トゥサンは12回裏サヨナラ勝ちのチャンスを作ったがサムソンの６番手カン・ヨンシクに抑えられ、１−１の同点のまま12回終了時点で規定により引き分けとなった。サムソンは９安打、トゥサンは12安打を放ちながら互いにチャンスであと１本が出なかった。トゥサンは最下位に転落。
ＬＧ １−８ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・スファ １勝 （敗）チェ・ウォンホ １敗
（本塁打） ロッテ ： マイロー ３号
ＬＧは１回表ロッテの先発で１軍登録されたばかりのキム・スファから、主将イ・ビョンギュの今季初タイムリーで１点を先制する。だがロッテは２回裏ＬＧの先発で昨季チーム最多勝（13勝）ながら筋肉痛で開幕１軍から外れていてこの日１軍登録されたばかりのチェ・ウォンホから、カン・ミンホとイ・ウォンソクのタイムリーで３−１と逆転すると、３回裏マイローとソン・インホのタイムリーで２点を追加する。ロッテは５回裏ＬＧの２番手ミン・ギョンスから新外国人マイローの２ランでリードを広げると、７回裏ＬＧの３番手キム・ミンギからもう１点を奪う。プロ３年目でまだ20歳のキム・スファは１失点の被安打３で完投し、チームを勝利に導いただけでなくプロ初勝利を今季完投勝利８球団中１番乗りで達成した。ロッテは10安打で８得点とチャンスを確実にものにしたが、ＬＧはキム・スファの前にまともにチャンスすら作らせてもらえなかった。
キア ２−３ 現代 （水原）
（勝）チョン・ジュンホ １勝 （セーブ）パク・チュンス ２Ｓ （敗）ハン・ギジュ ２敗
（本塁打） キア ： チャン・ソンホ ３号
現代は１回裏キアの先発で大型高卒ルーキーのハン・ギジュからソン・ジマンのタイムリーで１点を先制する。ロッテは３回表現代の先発チョン・ジュンホからイ・ジョンボム（元中日）のタイムリーで１−１の同点とするが、現代はその裏イ・スンヨンのタイムリーで１点を勝ち越す。現代は５回裏チョン・ソンフンのタイムリーで１点を追加すると、ハン・ギジュはここで降板する。キアは６回表新外国人サーブネックのタイムリーで１点を返すが、現代は７回以降ルーキーのイ・ヒョンスンとパク・チュンスがリードを守りきり、現代がようやっと今季２勝目をあげ、トゥサンに代わり最下位から脱出した。キアはサーブネックが３安打と１人気を吐き、ハン・ギジュは再びプロの厳しさを実感した。
