DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  チョン・ミンテ(元読売)、年俸30%ダウン

 今季韓国人投手最高額の5億5500万ウォン(約6350万円)の年俸でありながら、故障などにより1勝もできなかったチョン・ミンテ(元読売)が、来季の契約を結び年俸はKBO(韓国野球委員会)が規定した最大の下げ幅である30%ダウンの3億8850万ウォン(約4440万円)となった。チョン・ミンテは昨年も年俸を25%下げられていた。(昨年の年俸は7億4000万ウォン)
 チョン・ミンテは2003年に日本プロ野球・読売から古巣現代に復帰後17勝をあげ最多勝投手となり、チームの韓国シリーズ優勝にも貢献した。だが昨季は7勝14敗と不振で、今季は故障によりわずか8試合のみの登板で勝ち星なしの3敗、防御率4.73に終わり、昨季の覇者だった現代が7位にまで転落してしまった一因となった。
 さらにチョン・ミンテは5月13日のサムソン戦で、投球中に右太ももの筋肉が破裂してしまい1ヶ月間戦列を離れ、シーズン終盤にはアメリカで破裂した右肩関節の手術を受けた。現在は復活に向けリハビリ中で、16日にはチョ・ヨンジュン、キム・スギョンら同僚とタイへ出国しトレーニングに励み、来年1月上旬に帰国する予定。


(文責:ふるりん