キアは7日、FA宣言していたチャン・ソンホ(28)と契約期間4年、再契約金18億ウォン(約2億200万円)、年俸は2006−07年は4億5000万ウォン(約5050万円)、2008−09年は5億5000万ウォン(約6170万円)、4億ウォンの出来高払い(マイナスの場合もあり)と総額最大42億ウォン(約4億7110万円)、最少で34億ウォン(約3億8140万円)で契約した。最大総額42億ウォンは、去年FA宣言し現代からサムソンへ移籍したパク・チンマンの最大39億ウォン(当時のレートで約3億8000万円)を抜き、内野手史上最高額となった。契約金18億ウォンは昨年現代からサムソンへ移籍したシム・ジョンスの20億ウォンに次ぐ史上2位タイ。FA宣言後の交渉は難航しキアからの移籍も噂されたが、チャン・ソンホは最高級の待遇を勝ち取った。
チャン・ソンホは1996年高校卒業後ヘテ(キアの前身)へ入団し、翌97年にはレギュラーに定着、98年から今季まで8年連続打率3割を記録した、韓国プロ野球を代表する左の一塁手。2002年には打率.342を記録し首位打者となった。今季も123試合に出場、打率.300、16本塁打、74打点と最下位に低迷したチームの主軸として存在感を見せた。通算成績は1192試合に出場、打率.310、1328安打、157本塁打、656打点、59盗塁。来季のキアの最下位脱出、優勝争いはチャン・ソンホのバットにかかっているといっても過言ではない。
(文責:ふるりん)