韓国シリーズ 第1戦
トゥサン 2−5 サムソン (大邱)
(勝)ハリッカラ 1勝 (セーブ)オ・スンファン 1S (敗)リオス 1勝1敗
2005年の韓国シリーズ第1戦はサムソンの本拠地・大邱(テグ)に1万2000人の満員の観衆を集め、サムソンの先発がハリッカラ(11試合、3勝2敗、防御率3.71)、トゥサンがリオス(32試合、15勝13敗、防御率3.51)と外国人投手どうしの対決となった。試合開始前には盛大なセレモニーが行われ、国歌斉唱は女性歌手パク・チョンヒョン、始球式は人気女優ハン・ヘェジンがつとめた。
プレーオフを3連勝で勝ち抜いた勢いに乗るトゥサンは1回表、1死2,3塁のチャンスでキム・ドンジュの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制すると、さらにホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加する。サムソンは3回裏、リオスが連続死球でピンチを招くと、チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を返す。
そしてサムソンは5回裏、無死2,3塁のチャンスでチョ・ドンチャンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し2−2の同点に追いつく。続くパク・チョンホはスクイズを試みたが、ファールの打球が左手に当たって負傷し打席に立てなくなり、仕方なく代打キム・ジェゴルが送られた。だがキム・ジェゴルは2塁打を放ち、3塁走者が生還し3−2と逆転する。7回裏にはトゥサンの2番手イ・ジェウからキム・ジェゴルの2打席連続タイムリーで1点を追加すると、代わった4番手イ・ジェヨンからキム・ハンスの内野ゴロの間にもう1点を奪う。
ハリッカラは5回を2失点に抑えると、6回からはクォン・オジュン、ルーキーながらも守護神をつとめるオ・スンファンが2回ずつ投げ、トゥサンに反撃を許さずサムソンがまず1勝をあげた。第2戦は16日14時から、サムソンの先発がペ・ヨンス(31試合、11勝11敗2S、防御率2.86)、トゥサンの先発がランデル(元読売、29試合、12勝7敗、防御率3.25)で開始される。
(文責:ふるりん)