ハンファは12日、在日韓国人選手のコ・ジヘン(元阪神:高山智行)ら6名を自由契約にした。コ・ジヘンは1997年に日本の箕島高校を卒業後米国の独立リーグでプレーし、1999年のドラフトで8位指名され日本プロ野球・阪神に入団した。だが1軍出場機会はなく2001年オフに自由契約となり、2002年ハンファのテストを受け入団した。2003年には開幕からレギュラーで起用されたが結果を出せず、シーズン途中にサムソンへトレードされた。
コ・ジヘンはこの年サムソンでは2塁のレギュラーとして92試合に出場し、打率.281、4本塁打、27打点の好成績を残した。だが2004年には現代からFAで大型2塁手のパク・チョンホが移籍し、チョ・ドンチャンなど若手の内野手の台頭もあり1軍出場はわずか2試合にとどまった。今季からハンファに移籍したが期待に応えられず、5月上旬以降1軍での出場機会はなかった。2軍南部リーグでは首位打者となったが、結局自由契約となり放出されてしまった。韓国での通算成績は119試合に出場、打率.269、6本塁打、35打点。
(文責:ふるりん)