準プレーオフ第3戦
ハンファ 5−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)チェ・ヨンピル 1勝 (セーブ)チ・ヨンギュ 1S (敗)イ・スンホ 1敗
(本塁打) ハンファ : デービス 1号、コ・ドンジン 1号 SK : イ・ホジュン 2号
対戦成績を1勝1敗で迎えた準プレーオフ第3戦は、SKの先発がシン・スンヒョン(今季12勝9敗、防御率3.38)、ハンファの先発がキム・ヘニム(今季6勝8敗1S、防御率4.28)で始まった。SKは1回裏、イ・ジニョンとイ・ホジュンのタイムリーで2点を先制する。ハンファはキム・ヘニムをあきらめ2回裏から2番手チェ・ヨンピルをマウンドに送り、4回表ポストシーズン初先発で調子の悪いシン・スンヒョンからシン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を返すと、5回表にはデービスの2ランで3−2と逆転する。
SKは6回裏、それまで好投していたチェ・ヨンピルからイ・ホジュンの2試合連続本塁打で3−3の同点に追いつく。SKは2番手として7回途中からイ・スンホをマウンドに送るが、デービスにヒットを許すと3番手ユン・ギルヒョンにすかさず交代させた。しかしランナーを出すとイ・ドヒョンにタイムリーを許し1点を勝ち越される。
ハンファは9回表SKの5番手チョン・デヒョンからコ・ドンジンの本塁打で1点を追加する。チェ・ヨンピルは9回裏のマウンドにも上がったが、ランナーを出し3番手チ・ヨンギュにマウンドを譲る。チ・ヨンギュは1死1,2塁と一打逆転のピンチを招いたが、パク・キョンワンを併殺打にしとめ、ハンファが2勝目をあげプレーオフ進出に王手をかけた。
チェ・ヨンピルはポストシーズンでの初勝利。現在36歳1ヶ月のチ・ヨンギュはポストシーズンでの初セーブをあげ、ポストシーズンでの最高齢セーブ記録を塗り替えた。注目の第4戦は5日18時から、舞台をハンファの本拠地・大田(テジョン)に移して行われる。