DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン、シム・ジョンスの2発などで18得点の大勝  キム・テギュン(ハンファ)、通算100本塁打達成

サムソン 18−5 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)アン・ジマン 7勝3敗  (敗)シム・スチャン 1敗
本塁打) サムソン : シム・ジョンス 24,25号、キム・ハンス 13号
 首位サムソンは1回表、LGの先発イ・スンホからシム・ジョンスの場外3ランで先制すると、2回表にはシム・ジョンスのタイムリーで1点を追加する。LGは4回裏、サムソンの先発ハリッカラから4−4の同点に追いつくが、サムソンは5回表パク・ソクチンのタイムリーなどで3点を勝ち越す。
 サムソンは6回表シム・ジョンスにこの試合2本目の2ランが飛び出し、その後も得点を重ね、今季チーム最多の18得点をあげ勝利した。なお5回表、サムソンのヤン・ジュンヒョクが出塁し生還した際、チャン・ジョンフン(ハンファ)を抜き史上最多の1043得点をマークした。
     

トゥサン 5−4 ハンファ  (大田)

(勝)イ・ジェウ 7勝5敗1S  (セーブ)チョン・ジェフン 1勝6敗28S  (敗)チェ・ヨンピル 7勝7敗4S
本塁打) トゥサン : イ・スンジュン 1号、ユン・スンギュン 1号  ハンファ : キム・テギュン 19号、ブリトー 14号 
 4位ハンファに0.5ゲーム差に迫られた3位トゥサンは、1回裏チェ・ギョンファンのエラーで1点を先制される。ハンファは3回裏トゥサンの先発ランデル(元読売)からキム・テギュンの個人通算100本塁打で1点、4回裏にはブリトー本塁打などで2点を追加する。トゥサンは5回表、ハンファの先発キム・ヘニムからイ・スンジュンの2ランで反撃すると、6回表にはアン・ギョンヒョンのタイムリーなどで4−4の同点に追いつく。
 トゥサンは9回表、ハンファの4番手チェ・ヨンピルから代走に守備堅めに活躍するルーキーのユン・スンギュンが勝ち越しのプロ初本塁打を打つ。このリードを守護神チョン・ジェフンが抑え、連敗を3で止め4位ハンファとのゲーム差を1.5に広げ3位の座を守った。チョン・ジェフンはセーブ王争いトップの28セーブ目。
 

現代 2−4 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チュ・ヒョングァン 2勝1敗  (セーブ)イ・ジョンミン 6勝7敗6S  (敗)オ・ジェヨン 1勝10敗
 現代は1回表、ロッテの先発チュ・ヒョングァンからサットンのタイムリーで1点を先制するが、ロッテは2回裏現代の先発オ・ジェヨンからカン・ミンホのタイムリーで2−1と逆転すると、5回裏には現代の2番手ファン・ドゥソンからライアンのタイムリーで1点を追加する。
 現代は6回表、ロッテの2番手ノ・スンウクからソン・ジマンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を返すが、ロッテは7回裏現代の3番手ノ・ファンスから代打クォン・ミンソンのタイムリーで1点を追加する。最後はイ・ジョンフン、イ・ジョンミンらのリリーフ陣が好投し、5位ロッテが3連勝で6位LGとのゲーム差を4に縮めた。チュ・ヒョングァンは復活を大きくアピールする2勝目。7位現代は3連敗で、最下位キアとのゲーム差が1に縮まった。